概要
『おもいでのアルバム』は、日本の歌。卒園式に歌われる定番の曲である。
1959年、『増子とし全集』(フレーベル館)にて発表された。その後1981年にテレビ朝日の『とびだせ!パンポロリン』や、NHK『みんなのうた』で放送され、広く知られるようになった。
作曲は、調布市つつじヶ丘の常楽院で住職を務めていた本多鉄麿(1905-1966)。本多氏は、常楽院の住職・綱祐が設立した「神代幼稚園」の初代園長も務めていた。つつじヶ丘の常楽院には、『おもいでのアルバム』の歌碑が建てられている。
作詞の増子とし(1908-1997)は、保育用の歌の作詞や幼児用の創作舞踊などを手がけたクリスチャン。増子氏も長年、墨田区にある江東橋保育園の園長を務めていた。
「冬の思い出」を歌う歌詞が「クリスマス」と「暖かい部屋でお話をする」の2種類用意されているのは、その園がクリスマス行事を行うかによって内容を選べるようにするための配慮であるという。