概要ないなった…
鼓膜ないなったとは、主にバーチャルYouTuberなどの生配信で使われるコメント。
配信者が突然うるさい声を発したり、爆音BGM/SE等を流してしまった時に「鼓膜が破けた」と同義の意味でよく使われる。
ASMR詐称
例えばASMRなどと題して、途中からわざと大きな声で発声する事で鼓膜を簡単に破壊できる。
何度もネタでやっている配信者にとっては暗黙の了解だが、知らない人が大音量で聞いてたりすると冗談抜きで怪我の元なので、きちんと自衛しよう。
FLASH時代から唐突な爆音で視聴者を驚かせるコンテンツは多かった。
念のためどんな配信でも耳が許容できるような音量値で聞いたほうが最初は良いだろう。
"ないなった"派生
このような用例から派生して、なくなったをないなったと発言する流れもある。
配信者も視聴者も両方使用できる。
ちょっと方言っぽかったり子供っぽくて可愛いのか、2023年現在は割りと広く使われている。
disappeared
あるはずの物を無くした、報酬を獲得できなかったなど
本来高い確率でそこにあったもの、得られたものが失われた場合によく使われる。
偶然の結果のこともあれば、自業自得の事もある。
「財布ないなった」「ガチャ石ないなった」「Wi-Fiないなった」
lost
元からあったかどうかに関わらず、単純に消滅している無の状態を表す場合も使える。
「やる気ないなった」「夕食ないなった」
由来
元ネタとしては明確な発信元は定まっていない。
広島県あたりの方言では、ないなったを使う事がある。これが一つの由来と言える。
配信者としては兎鞠まりが2019年以前から個人的によく使っており、そのコラボ配信者から伝染してVTuber界隈に広まった説が考えられている。確定的な証拠は無いので一説として紹介するに留める。
流行と一般化
~ないなった。は2024年現在ではVtuberに限らず動画サイトやネット上で一般的に使われている用語である。
~なくなった。と比べると、若干唐突な感じや悲壮感があったりするかもしれない。
例えばメズマライザーの歌詞で使われるなど、原義を通り越して広くコモディティ化が進んでいる。誤字では無く意図的にこの言い回しを使う人はよく見かける。