概要
武田信玄と織田信長は、国境紛争を終結させるべく同盟を締結した。その証として、信長の姪である龍勝院は信長の養女となった後、武田勝頼(信玄の嫡男にして四男)と結婚し、正室になった。
この同盟もあって、信玄は今川を滅ぼすことに成功し、信長は斎藤を滅ぼすことに成功した。
永禄10年11月1日(1567年12月11日)、勝頼との間に嫡男・武王丸(のちの武田信勝)を産む。同年末に、武田家と織田家の同盟を強化するために信長の嫡男・奇妙丸(のちの織田信忠)と信玄の六女・松姫との婚約が成立した。
元亀2年(1571年)9月16日に他界(信勝を産んだ直後に難産で他界したという記述もあるが、誤りである)。
龍勝院の死後、信玄は足利義昭による信長追討令に従い、信長と敵対することになる。