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0010

ぜろぜろてん

『サイボーグ009』に登場する、ブラックゴーストのゼロゼロナンバー。双子のサイボーグであり、009の後に開発された改良型サイボーグである。
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概要編集

CV:二又一成(兄弟共に演じる。2001年TVアニメ版)

演: 滝澤諒(+)、相澤莉多(-)


『サイボーグ009』の原作及び2001年放送のTVアニメ版(以下、平ゼロと表記)に登場。

+(プラス)と-(マイナス)の双子サイボーグ。能力は009と同じ加速装置及び超高圧電撃放射である。双方が強力な電極であり、近づきすぎるとショートしてしまうため一定の距離を保って行動する。

雨天や水中では電気攻撃が出来ないという弱点もある。

圧倒的な戦闘力を見せつけたものの、009との戦闘においてお互いが衝突するように誘導された結果、ショートして死亡。

009は死なない限り触れ合うことができないその境遇を憐れんでいた。

ブラックゴーストの命令に忠実に従う冷酷非情の戦士であり、単体の戦闘力は009をも上回る。

昭和期の劇場版第2作ではヘレナが0010とされ、彼らは0011として登場した。

舞台版ではサイバーパンク風のビジュアルに変更されている。



関連タグ編集

ゼロゼロテン サイボーグ009


吉田秋生……漫画家。このエピソードと双子の関係性が非常に衝撃的であったとインタビューで語る









舞台版(ネタバレ注意!)編集

舞台版ではメインヴィランとして登場するが、彼らの素性について深掘りが成された。


経緯は不明だが009と同じ少年院に入所しており、新人いびりをされていた彼を助けたことがきっかけで交流を深める。

+の本名はシキ、-の本名はリク

シキは真面目なしっかり者、リクはおバカで遠慮がないが仲のいい兄弟だった。

海の丘で飲食店を開業するという夢を持っていたが、集団脱走の際にブラックゴーストに捕獲されてしまう。


他のゼロゼロナンバーとは異なり、改造手術によって捕獲される前の記憶を失っている

但し本来の過去と異なる発言に対して激しい頭痛を伴う等、違和感を感じている描写がある。

009は昔馴染みのよしみもあり、対話によって0010を救うことを決断。しかし上述の理由により彼らの記憶を呼び覚ますことができず、倒すことを決意する...。


石ノ森プロの監修こそあれど)この設定は舞台版オリジナルだが、石ノ森作品に掲げられているテーマ「人ならざる者の悲しみ」を体現している。

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