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0011

ぜろぜろいれぶん

『サイボーグ009』に登場するブラックゴーストのゼロゼロナンバー。多脚機動兵器。

「復讐の涙だ!」


概要編集

CV:大川透2001年TVアニメ版

サイボーグ009』の原作及び2001年放送のTVアニメ版(以下、平ゼロと表記)に登場。

それまでのゼロゼロナンバーと違い、人の姿を留めぬ異形の姿に改造され、それを心の底から憎むサイボーグ兵器。

「わし」(アニメではオレ)という一人称から、元は成人男性だったと推測できる。

元の体に戻してもらうためにブラックゴーストに従っている彼だが、

原作と平ゼロに共通して帰りを待つ妻と娘のために戦うという動機も存在している。


円形の本体に6本の脚部という姿で、本体側面に多数のビーム砲、粘着弾発射装置を備える。

脚部底面のジェット、もしくは脚部を収納して高速回転することによって飛行も可能である。

また、009の開発によって完成した加速装置も搭載している。

009や制空権を握る002に対抗するために作られた、正にゼロゼロナンバー殺しのための兵器である。


また、平ゼロでは009と002の共闘ではなく、皮肉にも全身兵器である004と闘うこととなった。


「オオオオオオオン、オオオオオオオオン」

といった、機械の駆動音とも関節の軋みとも取れない、物悲しい慟哭が印象的。

平成版では初戦で負傷したことで戦意を喪失しブラックゴーストから逃げようとしたものの、体内にセットされていた戦闘プログラムに精神を乗っ取られ、外見通りの戦闘兵器と化して再びメンバーに襲いかかった。

最後はぎりぎりまで自身を説得した004の手によってトドメを刺され、意識を取り戻したのか彼らを巻き添えにしないよう空に飛んで爆散した。


昭和期のアニメでは劇場版第1作で0011と同型の機動兵器が登場し(同作では0010が0011になっている)、1979年TVアニメ版では007の昔馴染み「クレイマー(CV:笹岡繁蔵)」の改造された姿として登場した。


関連タグ編集

サイボーグ009

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