概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に登場する主人公のひとり・アンディが受けた、あんぽんたんな評価。
ある場面(単行本4巻)で、日本の高等学校へ忍び込んだ際に、アンディは何を思ってか男子高校生に変装した。彼は外見上だと20代半ばの成人男性。しかも筋骨隆々の強面。どんな学生服を着ようと、ただ漏れるいかつい大人の雰囲気は隠しきれていないのである。
たまたま出遭った男子生徒・涼ちゃんからは「何だこの10年留年しましたみたいなオッサンは」と不審げに、ごもっともな反応(リアクション)を受けました。
因みに、高校生へ(けっこう無理のある)変装をしたアンディが登場する公式Ⅹ(前代・Twitter)のおまけ漫画があり、その内容から当人は変装の評価を結構気にしていたようだ。
関連項目
ちんちくりんの狸顔・・・もう一人の主人公・出雲風子が受けたあんまりな評価。
家谷一郎:同誌連載の青春ギャグマンガに登場する高校生・・・のオッサン。彼の場合、(世間的なズレはある感じだが)純粋な意思で高校に入学した40代の男子生徒である(しかも、普通に入学した10代の息子と実は同じ日に受験、そして同じ日から一緒に登校という事実を入学式当日に発表など、息子当人にとって困惑なのか痛い事なのか何なのか複雑すぎる同級生である)。
フレディ:某底辺高校で10年留年しましたみたいなオッサン・・・なのか不鮮明の生徒(?)。無口で日本人離れした彫りの深い顔立ちに筋骨隆々の長身、オールバックに口髭、上半身は裸でサスペンダー姿、本名・年齢・国籍ともに不明。「フレディ」という名前は主人公の生徒が付けた便宜上の通称。
「ひょっとしてそれはギャグで言っているのか?」と気になる方は調べてみたら面白いかもしれない。因みに、創作基(モチーフ)になった伝説のボーカリストの如く、その歌唱力は聴く者を熱狂(フィーバー)させるほど上手い。
溝口誠:某格闘ゲームで少なくとも10年は留年していると思われる高校生のオッサンくさい奴。実際の年齢設定は28歳とまだギリギリ30代にも行っていないので、この中(ってどんな同類だ…)では、生徒の特徴がアンディに一番近いかもしれない。
大豪院邪鬼:掲載誌の大先輩である作品へ登場する生徒(そう、信じられないかもしれないが生徒である)。3年生筆頭にして生徒総代として10年にわたり学校を支配していた・・・・すごい漢だ。