73式小型車

ななさんしきこがたしゃ

映画『ゴジラ×メカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS』に登場する架空の汎用小型自動車。

概要

特生自衛隊が使用する偵察警戒車。ベース車は日産・テラノ。

1973年に実用化され、主にメーサー殺獣光線車の先導に使われる。

1999年の千葉県館山市でのゴジラ出現に際し、メーサー光線が目に命中したゴジラが吐いた放射火炎により発生した土砂崩れを回避しようとして後退したところ、Uターンしようとした90式メーサー殺獣光線車の牽引車と衝突し谷底に転落。そのままゴジラに踏み壊され葉山二尉を含めた乗員10名が全員死亡した。

この時メーサー車を運転していた家城茜は責任を取って資料課へと転属。さらに葉山の弟である葉山進三尉は彼女を兄の仇として憎悪するようになった。

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS』では赤坂付近で損傷した3式機龍の補修に向かう中條義人が乗車した73式小型トラックとともに日比谷公園より地下鉄虎ノ門駅付近まで同行した。

一部の資料では73式小型トラックとして扱われている。

葉山二尉がゴジラに踏みつぶされるシーンは「特撮だけでは画が持たない」という特殊技術の菊池雄一の要望から本編班のシーンが追加された。

撮影用車両は『ゴジラFINALWARS』で地球防衛軍の車両に改造されている。