概要
本田技研工業が製造、販売しているオートバイシリーズである。ネイキッドモデルを主に展開する。
2019年には60周年を迎え、近年はホンダ公式で「CBオーナーズミーティング」というイベントが開催されている。CBX、CBRなどの派生シリーズがある。
このシリーズの車種は教習車として多く採用されており(中型はホンダのCB400SFを、小型限定はCB125Fを採用する教習所がほとんど)、バイク界では「とりあえずCBを買っておけば損はない」とまで言われている。
車種
種類が多すぎるため、有名どころだけ紹介する。
ベンリイCB92 スーパースポーツ
初めてCBの名が付けられたバイク。通称ベンスパ。
4ストツインのOHCエンジンを搭載しており、15馬力を発揮(現在の250cc、いわゆるニーハンに比べたら非力だが、たった110kgの車体にはこれでも十分)。
250ccながらSSを名乗っていることから、当時のパワー事情が理解出来るだろう。
ドリームCB750Four
通称ナナハン。空冷4気筒を積んだ、当時のCBシリーズのフラッグシップモデル。
なお、国内の750cc以下自主規制を作った元凶でもある。
今もなお人気のモデルであり、オークションでも高値で取引されている。
CB750F
DOHC4気筒エンジンを搭載。同時発表のCB750Kよりも人気があった。
「バリバリ伝説」の主人公、巨摩郡の愛車として知れ渡っている。
CB1000SF
PROJECT BIG-1のフラッグシップモデル。
後継機はCB1300SF。
CB400SF/SB
1000SFのスタイリングで出た中型モデル。
他社乗りからよく教習車と冷かされるが、市販車と教習仕様とはスペックが結構違う(教習仕様はエンジンの大幅デチューンやHYPER-VTECの無効化など)ため、気にしないほうが良い。
1992年から続くビッグネームで、度重なる改良を受けてきた。
SB(SUPER FOUR)はネイキッドタイプでSB(SUPER BOL D'OR)はフロントカウル付きとなっている。
1998年からHYPER-VTECを採用。
2007年からはFI仕様に変わった。
令和2年排ガス規制の適用に伴い2022年10月をもって生産終了となり、およそ30年に渡るCB400SF/SBの生産に終止符が打たれた。
CB1300SF/SB
PROJECT BIG-1のフラッグシップモデルでCB1000SFの後継。
2009年からはCB1300SBをベースにした白バイ仕様であるCB1300Pが登場した。
外部リンク
- 本田技研工業公式サイト内アーカイブ
- Wikipedia