CCT(U.S Air Force Combat Control Team)は、アメリカ空軍の特殊部隊の一つ。
戦闘管制部隊と訳される。
概要
1958年に発足。現在では、アメリカ特殊作戦軍(SOCOM)、空軍特殊作戦コマンド(AFSOC)の麾下にあり、空軍特殊部隊の特殊戦術中隊に組み込まれている。
CCTの主な任務は、前線や敵性地域に進出し、地上から味方航空機や空挺部隊および物資の空中投下の誘導(管制)、飛行場(或いは飛行場として利用できる土地)の確保、爆撃やミサイル攻撃の目標の指示(前線航空管制)、爆撃や攻撃の効果の判定(命中・目標が完全に破壊されたか否かなど)、地上部隊と航空部隊との間の通信業務などなど。
ベトナム戦争以降は非対称戦、つまり正規軍対ゲリラ・テロリスト・犯罪組織といった構図の戦闘が多くなったため、大規模な攻撃火力を正確に誘導したり、あるいは航空機を用いた任務を確実かつ効果的に遂行するためにCCTや同様の任務を行う部隊の重要性が高まっている。
Pixivでは軽装から重装備まで様々な姿で描かれるが、一つだけ共通するのは重要な商売道具である航空機との通信に用いる無線機を携えた姿であることである。