曖昧さ回避
1)若本規夫氏が演じた、または演じている設定のオリジナル作品等に付けられるタグ⇒CV:若本規夫
2)巨大画像掲示板「ふたば☆ちゃんねる」発祥のキャラクター。
キャラクターに関して
このキャラクターはふたば☆ちゃんねるに存在する掲示板の一つ、落書き板にて描かれた、吉野家の絵に描かれた謎の生き物が出典とされる。
来歴
当時名も無かったこの奇妙な生物が「暇をもてあまして吉野家に向かい、牛丼を食っている客の横でそれをじっと見つめている」という実にシュールな3コマ漫画が突然貼られた事が始まりである。
そのあまりのインパクトに、ふたばの他板にこの絵が次々と転載されていく中、二次元裏板でのスレにて何の脈絡もなく、「これはCV.若本だな…」 ( CV.= C haracterVoice を指す )というコメントが付き、ちょうど若本氏演じるビクトリームがアニメで活躍していた時期とも重なっていたころからじわじわとその呼び名が定着してしまい、そのままキャラ名「cv若本」となったとされる。
また、このキャラクターはMUGENで作成された虹裏格闘ゲームにも登場したらしく、それを通じてニコニコ動画等にも知られるようになったといわれる。
誤解
なおこのキャラクターに関しては驚異の怪生物のほうの「スプー」の創造主であるNHKうたのおねえさん「はいだしょうこ氏」がドラえもんを描いたら?という発想から生まれたコラージュ……というのは、虚偽である。
たしかにそういうコラは存在するが、実際にスプー騒動が発生したのはcv若本が発祥地以外にも浸透してしばらく後であり、時系列的におかしい。
設定等
一般的に描かれる個体は体長は1mくらいで色は紫色。いびつな体にちょこんと手足が生えている。
とくに何かをするわけでもなく、牛丼を食べる客をただじっと見つめるだけという謎の行動をとる。
毛は生えておらず、柔らかめのゴムのような触感で、そっと撫でると「ぶるゃぁぁ……」と気持ち良さそうな声を上げて喜ぶ。
なお複数個体が存在し、生息する店舗によって色が異なり、さらに吉野家以外では天やとおでんの屋台で存在が確認されており、地味に営業妨害し合うという。
なお、この生物は別段若本語を喋っているわけではなく、聞く者にそのように聞こえているだけに過ぎない。
またサブ設定では、虹裏格闘ゲームで共演した虹裏メイドの一人が彼に対して片思いの好意を持っている。
そしてほんの一瞬なのだが、『ボボボーボ・ボーボボ』のアニメにて、当時のスタッフの遊び心なのか背景モブとして、「檻に入れられているこの生物」が描かれていたという事もあったりした。