FAB1
ぺねろーぷごう
国際救助隊のエージェントであるペネロープの愛車。ピンク色の6輪乗用車で平時には使用人であるパーカーが運転を任さられている。
また、自動運転機能もあり、自動車泥棒がペネロープ邸に忍び込みペネロープ号を盗んで逃亡しようとしたおりには邸宅から無線でペネロープ号をロックし操縦、一晩じゅう泥棒を乗せたまま庭園の噴水をグルグル回らせつづける恐ろしさを見せている。
見た目こそ高級車であるが、エージェント任務用に多彩な装備が隠されており、代表格のラジエータグリル内に格納された機関銃を筆頭に、テールライト内に格納された機関銃・煙幕・銛、水上走行用の格納型水中翼、レーダー、国際救助隊と連絡するための無線機(レーダースクリーン及びビデオ電話兼用)などボンドカーも真っ青の装備をしており、ボデーも銃弾が当たろうが柵を突き破ろうが無傷という異様なほどの頑丈さを持つ。
実写版
2004年の実写映画版ではベースがフォード・サンダーバードに変更されている(ロールスロイスから許可が出なかったため)。飛行形態への変形が可能で、そのままトレーシーアイランドまで飛んで来ていた。
イギリスの自動車番組「Top Gear」の企画で撮影用車両がロンドン市街を走ったが、あまりにも長いホイールベースのせいでレーンチェンジにも苦労する有様だった。
Are Go
Are Go版ではオリジナルのロールスロイスに近い形状だが飛行形態は04年版から継承。ただし車体後部からノズルが飛び出すのではなく、タイヤが展開してノズルになっている。水中モードも追加されてオリジナル以上に万能化した。
さらにオリジナル版のペネロープ役で知られる声優が演じるペネロープの叔母シルヴィアと共に、旧FAB-1がFAB-0の名で登場。ガソリンエンジンを搭載し、こちらもプロペラ式の飛行モードが追加されている。
※・・・声:Sylvia Anderson 吹替:黒柳徹子