データ
| 初登場 | ポケットモンスター クリスタルバージョン |
|---|---|
| 効果 | ふしぎな ふんいきの ボール |
| 英語名 | GS Ball |
概要
『ポケットモンスター クリスタルバージョン』にのみ登場するモンスターボールの一種。
通常赤色の部分が金色に、白色の部分が銀色になっている。
上半分の金色の部分には、正面にそれぞれ「G」「S」と読める記号が刻まれている。
ジーエスボール。GSボール。(Generation Sympathy Ball)
・ジェネレーション・シンパシー・ボール。(世代共感(共鳴)ボール)
・ガンテツ・スペシャルボールという説もある。(未来にガンテツの孫が作りこの名を付けたら ｵい)
↑ゲームフリークの冗談だと思われる
・上部をねじると振動する。
現状『クリスタルバージョン』への配信でのみ受け取ることができたアイテムで、一般的なボールとは異なりたいせつなもの扱いとされていた。
また、ゲーム内では「ジーエスボール」と呼ばれていた。
ロックがかかっていてポケモンを捕まえることはできず、有名なボール職人であるガンテツに調べてもらっても詳細はよく分からないとのこと。
しかし、この行動がフラグとなっており、翌日以降、ウバメのもりがざわめいているさなかに、中央にある「ほこら」にこのボールを置くとセレビィが出現した。
一連のイベントには「モバイルアダプタGB」が必要で、普及率の低さに加え宣伝も低調であったことから、実際に参加できたプレイヤーはごく少数に留まるとされる。
その後に起きたゲームボーイアドバンスへの移行に伴う環境の一新もあり、いつしか「幻のイベント」とまで呼ばれるほどに風化していった。
時は流れて2018年、バーチャルコンソールで『ポケットモンスター クリスタルバージョン』が配信された。この時のデータにはイベントに関するものも含まれており、確実に参加できるように取り計らわれていた。
ポケムーバー・ポケモンバンクにも対応したことで現行作品にセレビィを送れるようにもなっており、ようやく真価を発揮したと言える。
なお、『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン』のアーカラ乗船所にて言及のみされたことがあり、名前の由来について「ガンテツ すごい」「ゴールデン シルバー」ではないかとする話を聞けた。
メディアミックスにおける扱い
アニメ『ポケットモンスター』
タイミングとしてはこちらの方が早く、『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』の予告映像に映ったのが初登場である。
その後、テレビ版にもオレンジ諸島編にてウチキド博士の所持品として登場。何のボールなのか分からなかったため、ジョウト地方に行った際にガンテツに渡して調べてもらうことになったが、これ以降GSボールは一切登場しない。
何とも締まらない終わり方だがそれもそのはず、脚本の首藤剛志のコラムによれば、上層部がゲーム版『ポケットモンスター 金・銀』への期待を煽るためにスタッフに断りもせずに予告映像にこのボールを出したのであって、スタッフは丸投げされた状態。故に中に何のポケモンが入っているか誰も知らず、考えてもいなかったのである。
そして、当の『金・銀』にこのボールは未登場。『クリスタルバージョン』で回収されなければ永遠に謎の存在で終わっていた可能性すらあるところであった。
ポケットモンスターSPECIAL
時間(とき)をとらえるモンスターボールとして登場し、ゲームのようにセレビィ専用となっている。
キャプチャーネットに「にじいろのはね」と「ぎんいろのはね」を使用しており、その作用で所持者はねじれた時空間の中に生身で入っても無事でいられる。
