概要
これまでIntelのCPUの下位ブランドにはIntel_Atom、Celeron、Pentiumの3つがあった。
一応Atomが最下位でPentiumが最上位という位置付けではあったが、Atom系コアを搭載した製品とCore系コアを搭載した製品が混在しており、ラインナップが非常にややこしいことになっていた。
メーカー側からの要請もあり、CeleronとPentiumを1つにまとめてIntel Processorという新ブランドとなり、2023年から使用開始となった(Atomのみは組み込み向けの下位モデル用として引き続き使用)。
ラインナップ
モデルによって異なるコードネームを持っているため、ここでは発売された年順で解説する。
斜体文字は組み込み向けモデル。
2023年
Raptor Lake-U
- Intel Processor U300
- Intel Processor U300E
Alder Lake-N
- Intel Processor N200
- Intel Processor N100
- Intel Processor N97
- Intel Processor N50
2024年
Raptor Lake-S Refresh
- Intel Processor 300
- Intel Processor 300T
余談
当初はモバイル向け下位CPUにこのブランドが使用されると発表されていたが、2024年の300/300Tの登場でデスクトップ向けもこのブランドに移行となり、CeleronとPentiumからの移行が完全に完了した。
関連タグ
Intel_Atom Celeron Pentium…改称前の名称