「ジャパニーズホラー」もタグとしての用例がある。
広義には「日本のホラー作品」全般が含まれ、場合によっては外国の作品も「影響を受けている」という意味でJホラーという潮流の一環に含めて論じられることがある。
狭義には、日本で公開された『リング(劇場版)』(1998年)と、舞台をアメリカに移し独自設定を加えたリメイク版『ザ・リング(The Ring)』(2002年)がヒットし、これが火付け役となって生まれた流行とその影響下にある映画作品群の総称。
独立したジャンルとなったもう一つの原動力が『呪怨(劇場版)』(2003年)のリメイク『The Grudge』(2004年)である。
この時期にはタイ映画なども含めたアジアンホラー全般が数多くリメイクされており、一部ではJホラーと混同されることもある。