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概要編集

ドイツの電子音楽グループ。

クラフトワークはKraftwerkの英語読みで、ドイツ語ではクラフトヴェルク(発電所)。

テクノポップの開拓者として知られ、ニューウェーブヒップホップ等、後進に多大な影響を与えた。

ロシアアヴァンギャルドドイツ表現主義を思わせるアルバムのジャケット・デザインが印象的で、pixivではこれにインスパイアされたイラストの投稿が多い。


略歴編集

1967年、インダストリアル・ミュージック・グループ「オルガニザツィオーン」にデュッセルドルフ音楽院の学生だったラルフ・ヒュッターフローリアン・シュナイダーが参加する。


1970年、ヒュッター、シュナイダーによりKraftwerkが結成される。

1971年、クラウス・ディンガーが加わって1stアルバムをレコーディング。学業のためヒュッターがグループを離れた間にミヒャエル・ローターが加入。ヒュッター復帰後、ローターとディンガーは独立してノイ!を結成した。ヴォルフガング・フリューアが加わり、モーグ・シンセサイザーや自作した電子パーカッションを使用し、曲作りに励む。


1974年、「アウトバーン」が世界的にヒット。

1977年の「ヨーロッパ特急」、1978年の「人間解体」、1981年の「コンピューター・ワールド」がKraftwerkの全盛期とされる事が多い。1986年の「エレクトリック・カフェ」以降は精力的にレコーディングを続けるも、音作りへのこだわりから発売されない時期が続く。


2000年、ハノーファー万博のテーマ曲としてシングル「EXPO2000」を発売。

2003年、17年ぶりのアルバム「ツール・ド・フランス」を発売。

2009年、シュナイダーが脱退。

2014年、「グラミー賞・特別功労賞生涯業績賞」を受賞。


関連タグ編集

洋楽 クラウトロック テクノポップ クラフトワーク

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