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LISA:_the_Painful

りさざぺいんふる

『LISA: the Painful』とは、オースティン・ジョーゲンセンによるゲーム。『LISA』シリーズの第二作目。
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概要編集

LISA(ゲーム)』シリーズ第二作目。2014年からSteamで販売。

いわゆるポストアポカリプス。「女性が絶滅した終末世界でクソ野郎と変態が生き残りを賭けるRPG」と評されたが、だいたいあってる


前作はリサの内面世界が中心だったのに対し、今作は狂気と自由と暴力に満ち溢れた世界

女性が居ないためにゆっくりと人類滅亡に向かっており、を歩けば強盗死体に出くわし、政治経済の崩壊によって雑誌(magazine/mag)がお金代わりである。あげくの果てには、精神を高揚させ肉体を強化する強力な麻薬Joy」が流行しているありさま。


今作の主人公であるブラッド・アームストロングはリサの兄であり、空手をはじめとした格闘技を教えるなど一見屈強だが、薬物中毒でやさぐれ気味。自殺した妹の幻影に付きまとわれながらうだつのあがらない日々を過ごしている。


ある時、赤ん坊の女の子が捨てられているのを見つけたことで人生の転機を迎える。

Don't forget about me.

ブラッドにとっては拾った女の子バディとの時間がリサとの過去を精算するチャンスだったが、それはキチガイ殺人鬼ホモを巻き込み、謎の組織が暗躍する事件へと繋がっていくのだった…。


DLCの「Joyful」へと続く結末という意味合いでは、一応トゥルーエンドが設定されていてもいるが…。


後に様々な追加要素を盛り込んだDefinitive EditionがNintendo Switch等にて海外では2023年7月18日、日本では2024年3月21日に発売された。本作にて非常に難易度は高いが、Joyを使わずにクリアすると…


Steam公式ページ:http://store.steampowered.com/app/335670/


登場人物編集

  • ブラッド・アームストロング

本作の主人公。寡黙で無表情。頭頂部付近の毛根は死んでいる。

父マーティ同様にアルコール中毒、更には虐待を受けたことによる苦痛やトラウマをまぎらわすために、世界崩壊で麻薬取り締まりが無くなって薬物中毒にもなった。

本質的には善人だが、その不器用さ故に人々から理解されないこともままある。その過程で多くの仲間に裏切られ、Joyによって狂っていき、己のしている事をエゴと断じられながらも、バディを守ろうと奔走する。そして、最後は…

プレイアブルキャラクターとしては実質最強格である。ただしJoyの禁断症状が起きた場合は全ステータスが低下し、技もアイテム使用や特殊な技以外は弱体化する。


  • バディ

ブラッドの養女。世界に唯一残った女性。

家族の絵を描いたり、ブラッドに化粧を施したりと少女らしい振る舞いをする。一方で、外の世界から監禁されるように育てられたことが逆に働き、非常に好奇心が強く自立意識も強い。彼女がブラッドの目を盗み住処を飛び出した事が物語の始まりとなり…


  • ランドー

赤い髑髏の仮面を身につけた無口な男。物語の舞台となるオレイサで大きな力を持つランドー軍という軍隊を率いている。ランドー軍にはチンピラ紛いの構成員も多く、彼も世紀末染みた恐ろしい見た目をしているが意外にも心優しい性格をしており、理由なき暴力は振るわない。


  • バッゾー

度々ブラッドの前に現れて理不尽な選択肢を突き付けてくる謎の男。不気味に笑う仮面の集団を率いてブラッドの前に度々現れては、彼に不気味な笑顔で凄惨かつ無情な選択を突きつけ、回答に応じた彼の大事なものを奪う。

作中に登場する麻薬「Joy」と何らかの関係があり、ブラッドに対しては一方的な怒りを抱いているようだが…?


関連タグ編集

LISA(ゲーム)

LISA:_the_First→【本作】→LISA:_the_Joyful

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