概要
レウィシアとは、北アメリカの乾燥地に18種が分布するレウィシア属の植物の総称。3月16日の誕生花。
またはその一種、レウィシア・コティレドゥンの流通名。
ここでは後者を解説する。
Lewisia cotyledon
和名 | イワハナビ |
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流通名 | レウイシア、レウィシア、レウシア等 |
英名 | Siskiyou lewisia |
学名 | Lewisia cotyledon |
分類 | 真正双子葉植物(または真正双子葉類) ナデシコ目 ヌマハコベ科 レウィシア属 |
草丈 | 10~30㎝ |
花言葉 | 熱い思い・熱い思慕・ほのかな思い |
開花期 | 4月下旬~6月上旬 |
分布域 | 北アメリカ(オレゴン州~カリフォルニア州) |
レウィシア・コチレドンは、北アメリカ北西部~南西部の高山帯の乾燥した岩場に咲く多年生高山植物。
以前はスベリヒユ科とされていたが、現在はヌマハコベ科に属するとされている。
艶を持つ多肉質な舌状の葉をロゼット状に展開し、中心から枝分かれした花茎を伸ばし、桃紫色の花を咲かせる。
現在は品種改良により、赤・ピンク・黄色・オレンジ・白などの色とりどりの花を咲かせる品種が作出されている。
日本でも園芸植物として流通するが、暖地や平地、湿度が高い場所での栽培は困難で、寒冷地や高地の乾燥した環境での栽培が好ましい。
属名は18世紀のアメリカの探検家、「Lewise」(ルイス)さんの名前にちなむ。