概要
海外で有名なゲームボーイ用ゲームソフトの都市伝説(Creepypasta)。
ゲーム自体が販売された事はなく、遊ぶにはある特定のカセットに特殊な処理をすると遊べるようになると言う話もある。
この都市伝説の概要は、
ゲームオーバーになると、実際の世界で自分が不幸になるというもの。
ゲームの内容
ゲームを起動すると、ポケモンのような画面が表示され、悪魔のような敵が現れて、
「私は現実の中に存在している。お前は私に挑むつもりか?」
と言われる。この質問に「はい」と答えることからゲームが始まる。
すると、迷路の様なステージに飛ばされる。
ここでは、次のステージに続く階段を探すか、別の部屋に行くために謎解きをしなければならない。
ここで失敗するとゲームオーバーとなる。
ゲームオーバー
このゲームには、最も有名なステージがあり、それは4つの小屋が表示されているステージ。
マサラタウンにも似ている。
ここで敵に、「ここで失敗すると、災いがあなたの愛する人にふりかかるだろう。準備はいいか?」
と聞かれる。
正直、災いの対象が自分じゃないところに悪意を感じる。
ゲーム中に失敗すると、画面が暗転し、
i am GOD here.(私はここの神だ。)
とメッセージが表示され、敵の詳しい姿が表示される。
このときのメッセージは血文字に見える。
不気味な現象
プレイヤーは、このゲームオーバー画面を閉じた直後から不幸に見舞われ始めたという。
掲示板にてそう主張した有名な掲示板の住民も、急に掲示板から失踪してしまった。
掲示板は「Misfortune」の話題で持ち切りになったものの、結局謎は解けなかった。
やがて掲示板の住民達は、ゲームのサウンドが原因では?と推測し始めた。
BGM
BGMは基本的に深くて低い不協和音である。
8ビットのゲームボーイサウンドという制限があるにもかかわらず、明らかに人を不安にさせるような音楽である。
聞いてみれば分かるが、物凄く気持ち悪くて、悪意しか感じられない。
このBGMと、敵のネガティブな発言などにより、プレイヤーは精神的に追い詰められるのだろう。
聴いてみる際は、本当に精神がイカれかねないので、長時間聴かないようにしてほしい。
余談
Misfortuneのスクリーンショットを見ると、他作品の素材が多数使われている。
主人公の歩行グラフィックは『ポケモン赤緑』の主人公と同じであり、4つの小屋が表示されるステージでは『ゼルダの伝説 夢をみる島』の建物が流用されている。
ゲーム内の悪魔は、アトラスの『突撃ばれいしょんず』に登場する「でび」というキャラクターが流用されている。
関連項目
シオンタウン:同じく怖いBGMが流れている