概要
ガソリン燃料のエンジンが発電した電気を出力モーターのみで100%駆動するという原理の、シリーズ式ハイブリッドとなる。
トヨタの完全子会社であるダイハツだが、親会社のハイブリッドシステムは使わない形となった。
ダイハツとしてのハイブリッドはハイゼットカーゴ以来であり、実に16年ぶりである。
2021年に2代目ロッキーのマイナーチェンジの際に初採用された。
発電専用のガソリンエンジンは、新開発された1.2L直列3気筒自然吸気となる。モーターが車輪軸と直結しているため変速機は搭載されない。
搭載車には「e-SMART HYBRID」のエンブレムが左右のサイドフェンダーとバックドア左下に装着される。
トヨタ向けにOEM供給されているライズには、バックドアにトヨタ製ハイブリッド車と同じ「HYBRID SYNERGY DRIVE」のエンブレムがつく。
今後は、軽自動車にも拡大していく予定である。
搭載車(日本国内)
- ロッキー / ライズ(トヨタ)