概要
2005年のBASEBALL HEROESが対応第1弾で、それ以降作品別に磁気カードを使用していたBEMANIシリーズ、麻雀格闘倶楽部、クイズマジックアカデミーなどに順次対応していった。1枚のカードに各対応作品のゲームデータを原則1つずつ保存できる。
現在では電子マネー機能「PASELI」を使用してゲームがプレーできるほか、電子マネー対応の携帯電話を代わりに使ってプレーすることもできる(非接触式リーダーを使用している一部作品のみ)。suicaなどの交通系ICカードやWAONなどの電子マネーカードを読み取らせることも可能(ゲーム機の支払いには対応していないが、一部店舗では電子マネー決済端末を設置している場合もある)。
2018年10月より、同種のデータカードを使用していたセガ・インタラクティブ及びバンダイナムコアミューズメントと規格を統一した「amusement IC」対応passが発売され、対応カードなら3社の対応機種のどれでもプレーデータが保存できるようになった(2019年よりタイトーも参加)。ただし対応カードでなければ他社のゲームには使用できないし、対応ゲームでなければコナミのゲームでも同カードには保存できず、非対応の旧カードを使用する必要がある。
限定柄
家庭用ゲームソフトや関連商品の購入特典、もしくは新作稼働記念などでそのゲームの登場人物などがデザインされたカードが登場することがある。
自作
データの読み込みは内部にあるICチップを使用するので、自分が制作したイラストなどで表面を加工してオリジナルカードを作ることもできる。
カードスロットを使用しているゲーム機では、ゲーム終了時に排出されずに詰まる恐れがあり、故障の原因にもなるので、安易な改造は禁物である。(近年は殆どのタイトルで非接触式になっている)