1960年、大衆向けとしては初のフィルター付き煙草として日本専売公社から発売され、1960年代から1970年代前半にかけてのベストセラーとなる。
現在はMEVIUS(旧マイルドセブン)グループが売り上げトップだが、単品別では現在でもハイライトがトップである。
hi-liteは「陽の当たる場所」の意。
日本初のロングサイズ(8.0cm)で20本入りフィルター付き。
発売当時としては軽い煙草だったが、低タール化の進んだ現在では重い部類になる。
煙草葉の品質がピースやホープなどより一段落ちる大衆向け銘柄だが、ブレンドの妙で優れた喫味にまとめられた。ラム酒フレーバーの香料で着香されている。
パッケージは当時広告会社ライトパブリシティの新入社員だった和田誠のデザインをコンペで採用したもので、モダン・デザインの代表作とされる。
1964年開業の東海道新幹線の車体の配色はhi-liteのパッケージを参考に決められた。