曖昧さ回避
- 『過剰な』『過多』という意味を持つ英単語。
- 『ボボボーボ・ボーボボ』に登場する人物。本項で解説。
プロフィール
概要
マルハーゲ帝国の四天王の地位にいる人物。軍艦やプルプーと比べて桁外れに強い。
容姿は長い白髪とエルフ耳、筋肉質な肉体に腕に円型のアザのようなものがついている。そしてケツアゴ。
性格は凶悪で残忍、加えてツル・ツルリーナ3世との戦闘中にボーボボからの共闘を拒否して三つ巴の状況にする程の戦闘狂。
一方で直属の部下に明らかに彼とは毛色の異なる必殺五忍衆がいたり、ボーボボ達のボケに対しても直接自分に無礼を働くまでは傍観していたりと、四天王の地位にいるだけあってか妙な心の広さも持っていたりする。
軍艦とプルプーに対しては面汚しと吐き捨てているが、ハレクラニに対してはその実力を認めているもよう。
ボーボボの中でもかなり強い部類に入る。が、だいたいこいつのせい。
真の姿があいつのため登場数は多く、三世編ではあいつが元に戻った際にボーボボ達を恐怖のどん底に落とした。
闇皇帝編では度々ボーボボチームと不協和音を奏でつつ共闘し、あの食品のせいであいつに変わった。
真説では最終話まで真の姿だったため、最終話で同窓会に参加した天の助をイビる役として登場していていた。
また、『爆闘ハジケ大戦』では一度必殺五忍衆に愛想を尽かし新たな部下を探しに行くも、結局部下を集めることはなく今まで修行してきた五忍衆のことを見直すというシーンもある。
ただし、『9極戦士ギャグ融合』では、ボーボボ側(プレイヤーキャラ)に真の姿であるあいつがいるにもかかわらず他の四天王とともに登場し、ボーボボ一行や味方の他の四天王の双方から何の疑問も抱かれることなくバトルを行っている。
そのため、『OVER対真の姿』という、ストーリーモードでは明らかに違和感のある光景が見られる。まあ、ボーボボだし。
天の助を異常なまでに嫌っている。
「何で!?何で俺なの!?名前覚えられてるし!」
天の助は登場人物ほぼ全員から嫌われているキャラクターなのもあるが、
- 天の助にスープに叩きつけられ、自分の城を壊される(この時、OVERは『てめーよくも俺の城を・・・』とかなりキレていた。・・・天の助が叩いただけで壊れる城って一体・・・)。
- ボーボボ「天の助からの宣戦布告じゃー」⇒ぬのハンカチふきふき⇒天の助「もう一発!!」カクテルをぶっかけられる。
- リンリン天国で天の助に変態の声を聞かされ、頭に黒電話を乗せられる(この時、天の助だけ頭に乗っていたのが携帯電話だった)。
実力
極悪斬血真拳と呼ばれる自分と同じくらいの大きさのハサミ(伝説の鋼鉄『オリハルコン』製)を使った凶悪な攻撃を主とする。このハサミで軍艦のリーゼントとプルプーの髷を刈った。
最初のボーボボとの戦闘ではその顔の怖さから全く手が出せず、バズーカ砲の攻撃などを受けても無傷という体の硬さを誇った。
三世編でも皇帝であるツル・ツルリーナ3世相手に奮闘する等、その実力は桁外れ。
奥義
ザクロ
ハサミで思いっきり真っ二つにする奥義。
カボス
ハサミを高速で回転させ細切れにする奥義。
アボガド
全身を回転させながらハサミで切る奥義。
デスサイズ・カッター
辺り一面を切り刻む奥義。
ゲーム版で登場する技・奥義
ガラナ
上にハサミを投げる技。
ザボン
下にハサミを投げる技。
グアバ
たくさんのハサミを召喚し集中的にハサミが襲う奥義。
極悪封貨
ハレクラニとのミックス技で、OVERがハレクラニの鎧を纏い、貨幣で相手の動きを封じた後乱舞する。
フルヒットすると気絶する。
斬血奉仕
サービスマンとのミックス技で、OVERがハサミを仕込んだサービスマンの服を纏い(といっても顔は出ており、ズボンも穿いている)頭上から攻撃する。
キング・オブ・ボス!!!
ハレクラニとギガとの合体技で、ギガがギガサウンドを鳴り響かせ、ハレクラニがゴールデンフェニックスを召喚し、OVERが斬りつけた後、ハレクラニが100億$バズーカを撃ち、ギガがメガオブジェエッグを召喚した後、OVERが斬り刻む。
その後は3人が円状に並んで仁王立ちする。
余談
OVERの奥義に果物の名前が多いのは、OVERが果物の名前をイカすと思っているからである。
正体
怒りメーターというものが上半身の胸あたりに存在し、6コ溜まることによって魚雷ガールに進化する。
怒りの内容はムカつくものなら何でもありで、闇皇帝編ではまだ1個だったゲージが天の助のからかいで一気に満タンになった。
魚雷の実力は当該記事参照。
関連タグ
LOVE:魚雷ガールの設定を含めると、「マルハーゲ四天王の紅一点」といった共通点があり、名前もLOVEが「OVE」の左に「L」、OVERが「OVE」の右に「R」と対照的になっている。