概要
ワイルドアームズシリーズの第5作(ナンバリングは4だが、その前にアルターコードFを挟んでいる為)。
テーマは「大人と子供」。
メインとなるパーティキャラは全員が未成年であり、立ち塞がる敵は全員が成人以上の大人である。
前作よりシステムが一新されており、HEX(Hyper Evolve X-fire sequence)を用いた戦闘システムを用いて、7つの六角形のマスを使って攻防を繰り広げる。
アクション面でも、マップ上で操作出来るキャラクターは主人公のジュードに固定され、ジャプやダッシュといったアクションを駆使してダンジョン攻略を進めていく。
グッズはマップ上に配置されている物を拾って使う形式となっている。
開発期間が短縮されたことから、シナリオが短くゲームバランス的にも不十分な面がある一方、サクサク進められることが時間がないプレイヤーには良いという意見も見られる。
ストーリー
その昔、汎国家統合星府と議会騎士団との二つの勢力の間で争いが絶えず、その結果、何十年と及ぶ戦争を引き起こした。
汎国家統合星府は戦争に終止符を打つべく、ARM(Ambient Reorganization Material)と呼ばれる兵器を開発し、その威力と精度から戦況は一転する。
しかし、汎国家統合星府は勝利を手にする目前で、皮肉にも内部からの反発勢力により崩壊し、最後には議会騎士団の不戦勝の形で終結するのだった。
だが、戦争は終結したものの、世界の傷が癒えることはなかった。
そして議会騎士団の政治も、荒れ果てた世界に一日一日を生きることに精一杯の民衆たちにとっては何の価値もなく、議会騎士団も事実上、機能していない状態に陥っていた。
現状、ファルガイアは別の意味での、何者にも捕らわれない、自由を手に入れたのだった。
そんな戦争時代とは全く無縁に育ってきたシエル村に住むジュードは、ある日村に突如現れた謎の戦艦を目撃する。
少年は兵士たちの目を掻い潜り、戦艦へと忍び込み、そこで一人の少女と巡り合う。
それが全ての物語の始まりである――。
登場人物
ジュード・マーヴェリック(CV:白石涼子)
ユウリィ・アートレイデ(CV:川澄綾子)
アルノー・G・ヴァスケス(CV:高橋広樹)
ラクウェル・アップルゲイト(CV:生天目仁美)
ラムダ・ゼルヴィガー(CV:小杉十郎太)
クルースニク・アートレイデ(CV:千葉進歩)
ガウン・ブラウディア(CV:若本規夫)
ハウザー・ブラックウェル(CV:田中正彦)