概要
エイティングが開発し、1995年1月にSNKから発売された。
アーケードで稼動したのをきっかけに、PCエンジンにも移植された作品。「ボンバーマンが落ちゲーの世界に殴りこみ」といったテイストの作品。対戦型。
また、その他の機種でも同タイトルで登場したことがある。
コラムスのように縦横斜めのいずれかを3つそろえて消去することで、フィールド底面から爆弾が競りあがってくる。連鎖消しを行えばその分だけ大量の爆弾が提供されることになり、特徴的であるのはその爆弾を火付き爆弾を用いて爆破することで初めて相手への攻撃が可能になるという点。爆弾の火力はユニットを消していくたびに大きくなる。
どこまで爆弾を貯めるか・いつ爆破するかという戦術も問われてくるほか、爆弾もユニットの1つなので積みすぎると自分のフィールドを埋め尽くして自滅の原因にもなりかねないという、武器が自分を殺すリスクがあるボンバーマンシリーズを反映したルールになっている。
消した数・連鎖成績によって「デカ爆メーター」が徐々に蓄積されていき、満タンになると自分のフィールドの一定範囲を全て消去できる「デカ爆」が降ってくる。これによって消去したユニットの数と種類に応じて相手への強力な攻撃が可能。
攻撃されると、画面下から「コゲボン」が段単位で競りあがってくる。段単位というのがポイントで、フィールドの形は崩れないため、自分の連鎖組みは邪魔されないようになっている。しかしこれを消去するには爆弾の爆風を当てるか、デカ爆に巻き込む必要がある。爆弾の配列が良い状態で火力が高ければ、大量のコゲボンをわずかな爆弾で一斉除去できるというバランスになっている。