「楽しいね!ガンプラ!」
CV:佐倉綾音
人物像
薄紫色の長い髪に花の形をした髪飾りをつけており、左胸に四つ葉のクローバーのようなマークがあしらわれた白いワンピースを着ている。
本名や年齢は不明だが、ガンダムビルドファイターズトライの世界観はビルドファイターズの7年後と言う設定であり、『アイランド・ウォーズ』はその1年後なので、年齢自体は現実世界と同じ時間で進んだと仮定すると7歳から8歳前後では無いかと思われる。
明るく無邪気な性格で、ガンプラに強い興味を抱いている。
島のラボで行われていた新型バトルシステムの実験中に度々発生していた不可解な暴走事故を引き起こしていた張本人であり、セカイ達と出会った後にはラボ全体をプラフスキー粒子の結晶体が埋め尽くしてしまうほどの大事故を起こしてしまった。
しかし、彼女に事故を起こすつもりはなく、あくまで「自分のガンプラが欲しかった」だけであり、その強い思いが新型バトルシステムに搭載されているプラフスキー粒子の結晶体に作用した結果、今回の事故が起きてしまったのである。
セカイ達の活躍で暴走事故が収束した後、スクランブルガンダムを手にしたが、「ガンプラは自分で作って初めて自分の物になる」とフミナに諭され、スクランブルガンダムをラボに返却した。怪我人が出なかったことや彼女がまだ幼い少女であったこと、そしてその動機や、異世界人であった知り合いがいたこともあり、ニルスは彼女を咎めることはしなかった。
翌日、セカイ達にガンプラの作り方やガンプラバトルを教わり、友情を深めるが、夕方になってもう帰らなくてはいけないことを告げた直後、セカイ達の目の前で体が光となって消えてしまった。
その光景を目の当たりにしたセカイ達は、正体を知らないため、彼女が幽霊だと思い込む事になった。
髪飾りの中央にはアリスタが仕込まれており、その力でかつてのレイジのようにこちらの世界へとやって来た。
アリアンへ帰った後、母のアイラに自分が作った菫色のプチッガイを見せ、レイジのビギニングガンダムとアイラのコマンドガンダムの間に彼女のプチッガイが飾れらたカットで物語は幕を閉じる。
余談
名前については公式では「謎の少女」と表記されるのみで、本名は不明。pixivでは便宜上「アイラの娘」で統一されている。
両親同様の健啖家(大食い)であり、EDロールではカレーライスを10皿以上平らげていた(ちなみにミナトは4皿程度でギブアップ)。
演じた佐倉綾音は『機動戦士ガンダムAGE』第2部にてレミ・ルースを演じており、アイラ役の早見沙織は、同作第1部にユリン・ルシェルを演じている。
また、現実世界と同じ時間で進んだと仮定すると7歳前後では無いかと思われると先述したが、その場合(少なくとも日本の法律上では)結婚できない年齢にもかかわらず、というか時期的にビルドファイターズ本編終了直後である為に妊娠するまでの間を考慮して尚出産までがあまりにも早すぎるものの、日本とアリアンの法律の違いやレイジの王族としての立場、アイラのアリアンでの身分保障などから即刻婚姻関係となってから妊娠出産に至った場合ならば何ら問題はないとは思われる。