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概要編集

エルダー(elder)とは英語で「年長の、年経た、長老の」を意味する語。elderは兄弟姉妹間、家族間で年上のほうの人を指したり、先輩であることも意味するが、ファンタジー作品に登場するエルダー・ドラゴンの場合は、悠久の年月を生きた存在としての「エルダー」である。


スカイリムフォーセリアを舞台とする作品では更に上位の存在として「エンシャントドラゴン」が位置づけられている。


MTGのエルダー・ドラゴン編集

多元宇宙の各世界に棲息する竜族(ドラゴンドレイク)の祖にあたる強力なドラゴンたち。

かつては多く存在していたが、巨竜戦争(Dragon War)という大きな同族争いにより殆どが死に絶えた。

1994年発売のエキスパンション「レジェンド」においてニコル・ボーラス(Nicol Bolas)、クロミウム(Chromium)、暴虐の覇王アスマディ(Vaevictis Asmadi)、パラディア=モルス(Palladia-Mors)、アルカデス・サボス(Arcades Sabboth)がカード化された。

この五名は巨竜戦争の数少ない生き残りであるが、この中で現在までの生存が確認されているのはニコル・ボーラスのみである。

やがて他の生き残り組のエルダー・ドラゴンも死亡していったが、のちにニコル・ボーラスの双子の兄ウギンが歴史改変により復活している。


デュエル・マスターズにニコル・ボーラスがコラボ参戦した際に種族「エルダー・ドラゴン」が設けられたが、現在ボーラスのみでデュエマ側オリジナルのエルダー・ドラゴンは登場していない。


MTGにも「エルダー・ドラゴンよりも上位のドラゴン」はおり、全てのドラゴンの源流である「始祖ドラゴン(The Ur-Dragon)」がそれにあたる。「始祖ドラゴン」は必ずしも生き物としての実体を意味しない。始祖ドラゴンはドラゴンたちにとって理想や模範、「ドラゴンたること(dragon-ness)」を表現する際の、詩的な比喩として語られる一種の抽象原理でもある。「アバター(化身)」のクリーチャー・タイプを併せ持つ形でカード化されている。


関連タグ編集

表記ゆれ:エルダードラゴン

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