「やとわれているからな、それだけだ」
概要
サカ草原の遊牧民。クトラ族がベルンに敗れた後、族長ダヤンの孫娘スーを探して旅をしていた無口な男。
西方で海賊の用心棒をしていたところ、ロイ率いるリキアの一団に同行していたスーと再会し、一行に加勢する。喋る必要がなければ一切話をせず、寡黙な者が多いサカの民の中でも特に口数が少ない為、会話の間が持たずに苦労する者も多いが弓の腕は本物。
なお、自発的に話をしようとしないだけで気遣いができないわけではなく、ドロシーに「遠慮なく話しかけてこい」と声を掛けていたり、元ベルン兵のツァイスに厳しい目を向けながらもフォローしたりと、味方と認めた相手に対する仲間意識は強い。
「灰色の狼」と呼ばれるダヤンには深い敬意を抱いており、その孫であるスーのことも大事に思っている一方、部族を滅ぼされた恨みからベルン人への敵対心は強く、また草原の民を裏切ったジュテ族やその族長モンケを前にすると、普段の無口さとは対照的に怒りが剥き出しになる。
ユニット性能
クラスは遊牧民→遊牧騎兵。
「ナイトじゃないから特効じゃない」という謎理論の恩恵を受け、騎馬ナイト系の特効対象外。
HP・力・技・速さが伸びやすく、幸運・守備・魔防は伸びにくい攻撃特化型。初期値・成長率共に、次作のレイヴァンによく似た能力傾向を持つ。戦闘に必要な能力値が高くなるため、かなり使いやすい。装備武器の関係上、防御面の貧弱さもあまり気にならず、総じて非常に優秀なユニット。
属性は氷。支援相手はダヤン、スー、フィル、ドロシー、ツァイス。
遊牧民の兵種自体が恵まれてるので、同職で組むのは充分選択肢に入る。進行速度は遅いものの、軍のバランスを取るならツァイスも悪くないだろう。