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ジンジャー・タッカー

じんじゃーたっかー

ジンジャー・タッカーとは、小説『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の登場人物。
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概要編集

ソルシエ王国のタッカー男爵家の庶子。メイン画像左側の三つ編みの女子。


文庫版未掲載のWEB版が初登場となる。文庫版では第6巻からの登場。


プロフィール編集

出演作品乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
性別女性
誕生日
出身地ソルシエ王国
身長
体重
特技
好きなもの
嫌いなもの
CV高尾奏音

人物編集

タッカー男爵家の使用人との間に生まれた妾の子で、母の死後にタッカー男爵家に引き取られた。学力は非常に高いが、家の中では存在を気に掛けるものが家庭にはいなかった(ただし、何人かの使用人には好意で面倒を見てもらえていた)こともあり、小さい頃は成人したら働くことを考えていた。しかし、12歳で風の魔力に目覚めたことでタッカー男爵家初の魔力保持者となり、それまで暮らしていた離れから本邸へ移り、家庭教師もつけられるなどの厚遇を(半ば不本意ながら)受けることになる。


魔法学園入学後は、低い身分ながら最初のテストで学年主席を取り、生徒会に入る。しかし、このことが他の生徒の嫉妬を生み、いじめを受けることになる。それでも、本人は「自分に構ってくる者に碌な奴はいない。馬鹿は人の足を引っ張るのが好きだから、相手にするだけ時間の無駄」とさして気にも留めない。


カタリナ・クラエスのことは、彼女の本質がただのおバカだということに気づいており、前述の考えも相まって塩対応の態度を取ることが多い(ジンジャーのことを擁護しておくと、カタリナが嫉妬から他人の足を引っ張るような人物でないことは理解している)。もっとも、ある出来事をきっかけに誑し込まれることになるのだが。


魔力は大して高くないことや、思ったことをそのまま言う態度もあり、同級生での生徒会メンバーにはよく思われていないが、学年次席を取った同級生のフレイ・ランドールには、「あんたといると退屈しない」と、気に入られ、二人で行動することが多い。フレイとは、理由は違えど自分の力で生きていこうとする女性という点が共通するなど、意外と相通ずる点もある。


将来は魔法省への就職を希望している。


余談編集


ジンジャーはアニメでは2期からの登場だが、演者である高尾は1期3話(カタリナとソフィア、ニコルの出会いの回)にもモブの令嬢として出演していた。ただし、作中でジンジャーが置かれていた状況を考えると、この令嬢はジンジャーとは別人。


本作品に登場する女性キャラでは割と貴重なツンデレ気味な性格の持ち主。


関連タグ編集

フレイ・ランドール:魔法学園での数少ない親友。

キース・クラエス:下級貴族の妾の子という生い立ちが共通している先輩。ただし、ジンジャーは衣食住もそれなりに保障され学校にも行かせてもらえており、クラエス家に来る前の彼よりはまともな生活ができていた。

マリア・キャンベル:平民と貴族という違いや動機の違いはあるが、彼女も身分が高くなく、魔法省への就職を希望している。


ネタバレ編集


ここから下には原作小説12巻のネタバレを含みます

































実はFORTUNE LOVER IIの登場人物であり、国外追放となったカタリナに代わってキースルートでのライバルヒロインを務める。魔法学園入学後に(ゲームではチャラ男の)キースに優しくされたことが原因でキースに憧れを抱くようになると、ゲームの説明書にある。

ゲームでのシナリオについては、ここに書いた以上の性格、主人公との対峙の仕方、エンディングでの処遇も含めて現時点では全く不明。

本編中ではゲームと異なり、キースも含めて憧れを抱いている男性はいない。

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