曖昧さ回避
- 英語で「安全装置(safeguard)」のこと。緊急輸入制限、弱者救済のために講ぜられる行政・立法措置などの意味もある。
- 弐瓶勉の漫画作品「BLAME!」に登場する存在。
- テレビアニメ『トランスフォーマー アニメイテッド』の登場キャラクター→ジェットツインズ
本項では2を解説する。
「BLAME!」におけるセーフガード
本作には現実世界を超越したネットワーク世界「ネットスフィア」が存在する。そこへ「正規のネット端末遺伝子を持たない人間」が接続しようとすると、セーフガードは自動的に発動する。
いわゆるウイルス駆除プログラムである。
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・ネット端末遺伝子とは
ネットスフィアに正規アクセスするのに必要な遺伝子(ネットに接続する許可証のようなもの)。
ネットへの接続機能を遺伝子として発現させたものである。数十世紀前に「感染」して変異しており、現在では全ての人間がこれを持たない。
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ネットスフィアの支配層『統治局』から機能が完全に独立しており、その活動に干渉を受けることは無い。
ネットスフィアに接続せずとも、端末遺伝子を持たない人間を違法居住者として排除する事がある。
サナカン、ドモチェフスキーといった主要キャラクターもセーフガードの一種。
外見
セーフガードのシンボルは縦棒の左右に横棒を配したもの。『 -|- 』と表記されることもある。
駆除系
セーフガード内では最も低いヒエラルキーに属する存在。セーフガードの活動の一つとして、ネットへの不正アクセスや人間を排除する。
外見はロボットや人形に近いが、ダメージを受けると血液(またはそれに似た液体)が流れ出る。
NOiSEに登場した神官によれば、ネットスフィアの技術が使用されていない攻撃はセーフガードに対して無効であることが示唆されており、実際「BLAME!」作中でもほとんどの攻撃が通用せず、重力子放射線射出装置を撃ち込むなどの限られた方法でしか撃破できない。さらにはサイボーグ化された人間も捕らえるスピード、強化服(パワードスーツ)を装着した人間を容易に切断する攻撃力、雲霞の如く押し寄せて数の暴力で圧倒する物量など、通常の人類にとっては脅威である。