概要
「日本初の大衆クラスのウォークスルーバン」という触れ込みで発売した。
(ただし、軽自動車まで含めればダイハツのミラウォークスルーバンが先に存在した)
車体はクイックデリバリーの小型版といった作りで、デザインは全体的に角が取れて丸っこくなった。
グレードによって5人乗りと2人乗りがあり、5人乗りはファミリー需要にも対応していた。
商用以外にも、サーフィンやバイクの輸送にも適しており、趣味で活用するユーザーも多かった。
しかし、ボンネットが出っ張っている構造故に、屋根こそ高いが奥行きが切り詰められてしまう欠点があり、ハイエースのような1BOXタイプの商用車に押し負けて販売は低調だった。
1995年に生産中止。
現在ではカスタムベースとして一部で人気を博している。
一方、本来の用途である商用での利用はほぼ居ないと思われる。