ハァハァ三兄弟とはアイシールド21に登場する十文字一輝（メイン画像真ん中）、黒木浩二（左）、戸叶庄三（右）の3人を纏めた呼び名を指す。
概要
冒頭にあるように、相手を威圧するあるいは気に入らないことがあると「ハ？（戸叶）」「はぁ？（十文字）」「はぁぁぁ！？（黒木）」と三人揃って言うことから名付けられた。命名者はヒル魔であるが、別に兄弟ではない、全くの赤の他人。
初期の彼らは卑劣漢そのもので力や気の弱そうな生徒を探しては奴隷にし、入学早々瀬那をパシリにしようとしていた。栗田に出会い勘違いから投げ飛ばされた事を根に持ち、仕返ししようとセナから携帯を取り上げたが、爆走で逃げられ、不幸にも偶然その走りを見たヒル魔により口封じとして、あられもない写真を撮られてしまうという、自業自得のトラブルに巻き込まれてしまう。
泥門高校アメフト部へ入部から活躍まで
以来、写真の存在に3人揃って怯えながら学校生活を送っていたが、校内で行われた賊学との練習戦で写真のネガを取り返そうと再びアメフト部の部室へ赴くも、栗田とたまたま再会、入部希望者が戻ってきたと勘違いした栗田によって半ば強制参加させられる(出場は初めてであり、後半のごく一部に限られている)。その際、反則行為(暴力)をしようとした賊学の選手達をそれぞれ防いだり返り討ちにしている(不良揃いで経験者の賊学メンバー相手でもそれなりに戦えるあたり、元々運動神経は3人共悪くなかったのかもしれない)。
成り行きで入部テストにも強制参加させられ、わざと落ちようとしていたが、偶然にも居合わせた小結の鼻で笑った挑発に乗り、紆余曲折の内に3人揃って合格してしまう。
入部当初は乗り気ではなかったものの、レストランで偶然居合わせて自分達を雑魚扱いした太陽スフィンクスチームに激怒するが、返り討ちにあったのを契機にリベンジ目的で試合に参加。泥門創設メンバー達の過去を知って自分達の置かれた状況と重ね合わせ、それ以降は真剣にアメリカンフットボーラーの道を進むこととなる。
初登場した頃は悪辣であったが、次第にスポーツ選手としての信念を持つ熱い性格へと変わっており、精神的に成長している一面もある。
デスマーチ編で黒木・戸叶はあまりにもの厳しさに一度脱走を図ったが、溝六が語ったヒル魔・栗田・ムサシの三人の姿に自分たちを重ね、踏みとどまった（当時の彼らの心境を考えると若干展開が不自然だったためか、アニメ版ではそれを聞いても所詮他人事だとしてそのまま逃げ出したが、一人意見が分かれた十文字による殴り合いの説得の末、戻ってきている。また、その様子を見てヒル魔はこれまで保険として持っていた写真のネガを陰で廃棄していた）。
三人は共に楊木中学からの付き合いで、周囲から距離を置かれた存在であった。
小結大吉が使うパワフル語はわからないがその癖、悪口だけは通じるのでその小結とは普段は仲が悪い。
また、一部の敵チームメンバーとシンクロする事もある。
余談
彼らの担当声優は遊戯王シリーズにてレギュラーキャラを演じており、十文字役の星野氏はジャック・アトラス、黒木役の岩崎氏は鮫島校長、前田氏は丸藤亮を担当していた。
関連タグ
ハァハァ3兄弟 表記ゆれ。pixivだとこっちの方が多い
