概要
企業の依頼を受け行動する独立傭兵にして、ORCA旅団に所属する「獅子身中の虫」。
ORCAにはメルツェルからの勧誘を受ける形で参戦した。ランクはカラード・ORCA共に10。
戦闘可能時間が極めて短いという特異なAMS適性の持ち主で、短期決戦を心情とし、乗機もそれを踏まえて構築されている事から「時間限定の天才」とも評される。元アスピナ機関所属とも噂されているが、詳細は語られていない。
ORCAとして活動する際は、徹底して証拠を残さなかったため長らくその正体をカラードに知られることはなかったが、アルテリア同時襲撃事件の際、カラード時代と全く同じ機体を使用していたため、簡単に正体が判明しカラードから除籍されたようである。
「4」以降「for Answer」以前の時間軸を描いた小説「ARMORED CORE for Embrasure」では主人公を務めており、制御AIが暴走したアームズフォートを僚機である「トミー・ユニオンジャック」と共に制圧しているが、この際ラインアークのホワイトグリントとそれと交戦していた「AZ」と呼ばれる所属不明ネクストと遭遇している。
また、熟練したリンクスが相手ならば、アームズフォートは「マサイ戦士にとっての獅子、戦車猟兵にとってのMBT」に過ぎないと語る。
なお、この際の管制官は「バイオレット」と呼ばれる男口調(一人称が俺)の女性だが、「ACfA」時の管制官も彼女かどうかは語られていない。
また、「ACfE」時は未成年であるという記述があるが、彼の実年齢と、「ACfA」までの経過時間が不明であるため、「ACfA」で成人しているかについても分からずじまいである。
ゲーム内ではランクマッチの対戦相手として登場するのみであり、ストーリーには一切関わってこない。
旅団での役割・活動についても記述は無く、ファンの間では、
「ハードモードで登場する00-ARETHAは、ハリが操縦していた」
「カーパルス防衛部隊が20秒足らずで壊滅したのは、ハリの協力があったため」
など、様々な考察がされている。
搭乗機体
機体名 クラースナヤ
レイレナード社標準機体「03-AALIYAH」をベースに、短期決戦をコンセプトに据えた機体に仕上がっている。
武器はライフルに格納ブレードのみと必要最低限しか装備しておらず、ミサイルなどは一切積んでいない。
ミッションに応じて背中の武器は変更しているそうである。
もともとはAC作例大会用にコトブキヤ原型スタッフがデザインしたもので、初めから美しさありきで生まれた機体。
武装がライフル二丁なのも必要なさそうなスタビライザーを装備しているのも、見栄えを重視した結果である。
その出自故にコトブキヤのヴァリアヴルインフィニティシリーズから製品化しており、カラーリングと専用スタビライザーが付く以外は普通のアリーヤと同じ。