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概要

機動戦士Ζガンダムに登場するガンダムMk-Ⅱをベースにイオリ・セイが作り上げたガンプラ。

ビルドストライクガンダムと同様に、レイジが操縦する。

ユウキ・タツヤとの決闘で大破したビルドストライクガンダムに代わり、ガンプラバトル選手権地区大会決勝でデビューを果たした。

セイが製作しただけあって高い性能を有するもののプラフスキー粒子の応用という面ではまだまだ未熟であり、やや決定打に欠ける。そのためビームを弾くコーティングをされたアプサラスⅢ相手にはダメージを与える術がなく苦戦していた。所詮はMk-Ⅱか……。しかし、先述の通り性能そのものは普通に高いためビルドストライクがスタービルドストライクガンダムとして復帰した後もお蔵入りすることなく予備機として時折使用され、後にセイ自らが操縦している。

劇中のガンダムMk-Ⅱの設定をベースに開発・発展系譜を考慮したオリジナルの設定を盛り込んで強化されており、「ティターンズでテスト用に建造されたガンダムMk-Ⅱの5号機のセンサー系を強化し、ギャプランを参考にした強化ユニットを装備。更に装甲やフレームに使われている旧来の規格部品を最新素材に換装しているが、他のMk-Ⅱ同様にエゥーゴ側に奪取された」という設定が組み込まれている(奪取されたというのは塗装段階で後付された設定)。

余談だが、RX-178Bという型式番号も設定されている。

デザイナーはダブルオーガンダム等をデザインした海老川兼武氏。

実際のプラモデルは原形機の部分も新規制作されたビルドストライクガンダムと違いHGUCガンダムMk-Ⅱのリデコ。ビルドストライクガンダム、ザクアメイジング同様にビルドブースター単体の販売も行われている。

なお、ベースとなったHGUCガンダムMK-Ⅱは00年代前半(2002年発売)の代物であり、10年代からの模型と比較すると色分けと関節可動域は低く感じるであろう。

逆を言えば【堅実な設計】のため、可動域は近代化改修を施せば10年代からの模型に匹敵する代物へ、色分けなら塗装を施せば大変身を遂げる。

武装

ビームライフルMK-Ⅱ

両腕に装備されたビームライフル。基本的にムーバブル・シールドにマウントされており、この状態でも射撃は出来るが、状況に応じてガンダムAGE-2ダブルバレットのドッズライフルなどのように腕部に直接持って使用する事も可能。

また、バックパックのジェネレーターにライフルを接続する事で攻撃力を強化出来る。

加えて、Ζガンダム百式のライフル同様ビームバヨネットの機能を有する。

ムーバブルシールド

ギャプランのシールドを参考にしたシールド。

ビームライフルMK-Ⅱをマウントする事が出来るが、バックパックから伸びるアームを接続する事も可能。

非使用時にはアームを介してバックパックにマウント出来る。

ビームサーベル

ガンダムMk-Ⅱ本来の武装。

基本的な使い方はガンダムMk-Ⅱと同様。

ビルドブースターMk-Ⅱ

ビルドストライクのビルドブースターがガンプラバトルで有効な手段であった事からそのコンセプトを更に強化して製作された支援メカ。

Gディフェンサーと同様にバックパックユニットが分離してコックピットブロックと接続する事で単独運用が可能。その際にはビームライフルMK-Ⅱを主武装とする。

ビルドストライクガンダムとのドッキングも可能であり、最終話ではユニバースブースターを失ったスタービルドストライクガンダムとドッキングする事で機体出力を上昇させる活躍を見せた。

なお、実際に販売されているプラモデルでは本体がHGUC版Mk-Ⅱのリデコということで同キットとの合体が念頭に置かれているが、本体との接続パーツが別パーツ化されており、接続パーツを前後逆に取り付けることでRG版Mk-Ⅱにも装着可能となっている(組み立て説明書には記載されていない隠しギミック)。

また、ビルドストライクガンダム同様に1/100スケールのマスターグレード化も一般販売でなされている。

Mk-Ⅱの武装

HGのビルドMk-Ⅱには原型機のビームライフル、ハイパーバズーカ、バルカンポッド、シールドが付属している。本編未使用。

余談

 ビルドファイターズのおよそ10年後に公開された映画ではビルドブースターMk-Ⅱのように主人公のピンチの際、ドッキングして窮地を脱したストライクと名を持つ機体も現れた。

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