概要
「必殺：マジシリーズ」の基本的な攻撃であり、技と言っても単なる超強力なパンチだが、その威力ゆえに発生する衝撃波と暴風によって、実質的に飛び道具と化している。
厳密に言えば、サイタマだけでなく覚醒ガロウも披露している。
その威力は絶大で、ボロスの最大奥義であり、惑星の表面を吹き飛ばすとされる(アニメでは惑星そのものを消し飛ばす)破壊光線「崩星咆哮砲」を真正面から消し飛ばし、地球に沿って延長線上にあった雲も吹き飛んでいた。
また、災害レベルが「不明」のエビル海洋水に対しては、海上を高速で走ってこの技をブチかまし、一撃で戦闘不能にさせて海も割っていた。
- 原作版でも、エビル天然水を「普通のパンチ」で沈黙させている。
挙句の果てには、サイタマと覚醒ガロウがマジ殴り同士を激突させた際は、ブラストが地球が粉砕されることを危惧して宇宙空間に衝突のエネルギーを飛ばそうとしたが、一人では抑えきれず、彼の協力者たちが助力してエネルギーを外宇宙に逃がした。しかし、その射線上にあった無数の星々が消失していた。
ムカデ長老を討伐する際には、近隣の町への被害を憂慮して、威力を抑えたバージョンを放っている。
バリエーション
- 全方位マジ殴り
村田版にて使用。無数の残像を起こして全方位から殴りつけるという荒業。
余談
- 似た様な攻撃は、メルザルガルドやゴウケツも放っていたが、サイタマと比べると、マジ殴りどころか「普通のパンチ」よりも威力は劣ると思われる。
- 怪人王オロチは、作者いわく「サイタマの攻撃を一発は耐えられる」らしいが、この評価にマジシリーズが含まれているのかは不明。もしそうだとしたら、覚醒ガロウと共にマジシリーズを耐えられる稀有な存在である。
関連タグ
ロナルド(吸血鬼すぐ死ぬ)：中の人繋がりで、ネタとして「マジ殴り」を使用している。
マジパンチ：稀にだが、名前の類似性からマジ殴りと混同されることがある。
