概要
前身は1922年に創立した鋼管メーカー。
1947年にランブレッタのブランドでスクーターの生産を開始した。
以降、イタリアではベスパと双璧を成すスクーターメーカーとしての地位を確立。
事業の拡大に伴い、世界各国の工場でライセンス生産を始めるようになった。
このため、台湾やインドなど、およそイタリアのイメージに似つかわしくない国で作られたランブレッタも多い。
後に自動車が普及するとスクーターの需要は落ち込み、親会社を転々としたのち消滅した。
時を経て2017年、オーストリアの会社が母体となりランブレッタが復活。
中身は現代のスクーターだが、鉄板を多用したクラシックなデザインはまさしく往年のランブレッタを感じさせるものである。
2018年からは日本でも販売を開始した。
余談
1979年公開の映画『さらば青春の光』の影響もあり、ヘッドライトやミラーを無駄に多く追加したモッズスタイルが有名である。
現在でも、このスタイルを再現したランブレッタに乗るユーザーは世界中に存在する。