プロフィール
身長 | 166センチメートル |
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誕生日 | 1月1日 |
血液型 | A型 |
CV | 未定 |
概要
口数の少ない、無表情な金髪碧眼の外国人女性。クールな性格。
好物は野菜で、その中でビーツ、トマト、カボチャ等。小食でもある。
趣味はカードゲーム。
信仰あり。
他の組とはあまり交わらない。
部下であるプラチ・シェラワットとジェナ・ステイプルズも外国人であり、日本の組織である魔防隊で八番組は全員が外国人または元外国人によって構成されている。
尚、彼女の国籍は「今は日本になっている」との事であるが元々の国籍は不明。
両親が犯罪組織を束ねており、『ワルワラ・ピリペンコ』という名前は組織を代々受け継いで襲名する名である。幼少の頃に組織が横流しで入手した桃を口にしており能力者となった。自分もいずれ組織の後を継ぐと思って心が冷めていたが、組織が恋によって壊滅されて、能力を見込まれて魔防隊にスカウトされる。
このような複雑な事情であるからか、祖国を離れて日本に移住し帰化したようで、国籍が「今は日本になっている」というのもそれが所以と思われる。
組織が壊滅されて名前を変える選択肢もあったのだが今更名前を変えたところで両親が犯罪者という現実が消えるわけでもないので、どうでもいいと割り切っている。
研修で出会った京香と関わるようになり、京香の過去や生き様を知りで京香を崇拝するようになった。
京香とご褒美で不埒な事をする和倉優希を嫌っているものの、優希の京香への忠誠心は認めている。
ワルワラの母親は"北の魔女"と言われるほど強い能力者ではあったが、それでも恋によりほぼ一方的に蹂躙され倒され捕縛された。現在は能力を使えないように能力を封じる拘束具を着せられており、陰陽寮に捕らわれてる模様。(父親はおそらくは刑務所に収容されてると思われる)。すっかりと弱々しくなっている。
能力
- 高遠なる大聖堂(パンテオン)
自分に有利な空間を創り出す能力。
元々は虚無の空間だったが京香との出会いで能力に変化が起きた。
その能力とは京香を崇め奉る大聖堂を生み出しそこに入った者(任意に引きずり込むこともできる。人数制限あり。)の京香への接し方によって齎される能力が変わるという物。具体的には、
1.「賛美」
大聖堂内にいる全員が京香に対して尊敬、または友好的である場合の能力。
大聖堂内に立てられている京香像より慈愛の波動が放出され、大聖堂内にいる全員の体力が徐々に回復する。
2.「説法」
京香の事をよく知らない、懐疑的な人物がいた場合の能力。
暴力が禁止され、ワルワラによる一時間の説法が行われる。
3.「聖騎士団」
京香に敵対的な人物がいた場合の能力。
京香を尊敬する者の能力が上昇し、ワルワラ自身に敵を咎める「奇跡の力」が与えられる。
伏摩戦で発揮された奇跡の力は氷や冷気を操る力。作中では…
- 地面から『氷塊』や『氷の壁』を発生
- 『雹』をマシンガンのように連射
- 氷で『剣』や『盾』を創造
- 『氷の剣(つるぎ)』で刺した対象を氷漬け
- 巨大な『氷の鳥』を放つ
- 背中から展開した『氷の翼』で背後から迫る敵を斬り裂く技、
- 『冷たい息』で敵を瞬間凍結
- 身体から『氷の盾』を複数構築して、敵の攻撃をピンポイントで防ぐ
…といった多彩な氷技を使用していた。
4.「聖戦」
京香を侮辱する者がいた場合の能力。
118話で発動した力で、ワルワラ曰く「口に出すのも恐ろしいもの」。京香を侮辱する者がいた場合、その者を滅ぼすための聖戦が勃発する。奇跡の力は更に向上し、空間内に設置された巨大な京香像が敵を討つため動き始める。伏魔は京香像の刀を瞬時に警戒し、「概念的な力が備わっている」と推測していたため、「即死効果」が付与されている可能性がある。また京香像は巨体と高い耐久性を活かして伏魔の猛攻からワルワラを守る盾にもなっていた。
また、大聖堂では敵味方問わず「誠実」、「勇敢」、「優しさ」を伴う行動は能力が上昇する効果もある。伏摩が領域内に入った時は肌が焦げるような不愉快な感じを抱いたため、邪な者が領域内に入ると弱体化すると思われる。そして大聖堂内部が能力の射程のため、暗殺や隠密に長けた潜入型とは相性が悪い。そのため伏摩からは「何 この… 面倒くさい能力!!」と評された。
- 無窮の鎖・狛犬(スレイブ・狛犬)
京香から奴隷化状態の優希を貸し出されてワルワラが借主になった時の形態。
全身がロボットのような姿になる形態で絶大な力を誇るが動きは鈍い。また動力源がワルワラの京香への忠誠心であり無尽蔵のスタミナを持つ。
攻撃手段は、右腕をロケットパンチで射出したり、尻尾を伸ばして薙ぎ払ったり、触れた醜鬼を焼く結界を展開したり等様々。また、普通の人間には効かないが胸部から邪悪なる者を滅ぼす光球を撃ち出す『罪滅光(つみほろぼしのひかり)』という必殺技を放てる。
読者人気
上記のように、出番はほとんどないにもかかわらず、第10巻掲載の2回目人気投票の結果では10位にランクイン。3回目では6位へと上がった。
余談
彼女のネーミングは作者によると、BLEACHのキャラの一人、グリムジョー・ジャガージャックなどのネーミングセンスを見て、「自分もかっこいいネーミングを目指したい」と思ってひねりだしたとのこと。