概要
「時は来た。 それだけだ。」
1990年2月10日、プロレスラーの故・橋本真也が蝶野正洋とタッグを組んで、アントニオ猪木&坂口征二組と対戦する前のインタビューで口走った、あまりにも有名な迷言。
直後に相棒の蝶野は失笑してしまった。
一見すると簡潔にして力強い、覚悟や緊張感が表れた名台詞のようだが、横で聞いていた蝶野の反応などの前後関係からお笑いネタ扱いされること多し。
何故蝶野が必死に笑いを堪えているようなおかしな挙動をしていたのかというと、インタビュー収録前の橋本との簡単な打合せを経て、橋本は長く激しいスピーチをするだろうと予想していたにもかかわらず、あまりにシンプルかつ短すぎだったことに意表を突かれてしまったから、らしい。
当時蝶野は笑ってないと必死に釈明したが、後に「でも控え室は爆笑だったんじゃない?」とトークショーで語っている。
発言者
『ストリートファイターEX2Plus』で追加された全ゲージ消費の大技『G.O.D.』発動時のセリフ。
猫。魔法少女が連れるマスコットを意識したキャラ設定なので元は人語を喋れていたが、老化によって「時は来た」のみしか呟かなくなった。
新たな世界の始まりを告げた。
25話内、そして該当シーンを使った3期番宣CM内で発言。その間は元ネタそのものである。
うますぎWAVE(ラジオ番組)
第732回にて、MCの杉田智和が番組中に、この件の経緯について発言した。
ドルフィンウェーブとのコラボで実装された際にクエスト開始時のセリフとして発言。
さらに後述のアントニオ猪木の「出る前に負けること考える馬鹿いるかよ!」に類似する発言もしている。
余談
- 当時の蝶野はインタビューでは「(猪木と坂口を)潰すよ今日は、オラ!よく見とけよオラ!!」といつもの蝶野らしく振舞っているが、当時はまだ黒のカリスマになる前であり、容姿は今の蝶野とは考えられない程の白い紋付袴姿だった。
- 現在は新日本プロレスワールドのTVCMにてこの場面が流れている。
- なお、この前にアントニオ猪木の方もインタビューにおいてネガティブ発言をした佐々木正洋アナウンサーに切れてしまい、ビンタを喰らわせて佐々木アナをむち打ち症に追い込んでしまっている。詳細は闘魂注入を参照。
- また、この試合で勝利したアントニオ猪木は後に代名詞にもなる「1、2、3、ダァー!」の掛け声をリング上で初披露した大会でもあった。