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源満仲

みなもとのみつなか

平安時代の武将。清和源氏の初代にあたる源経基(経基王、六孫王)の嫡男。息子たちはそれぞれ摂津源氏・大和源氏・河内源氏の祖となった。「応天門の変」で伴善男失脚につながった密告を行ったことでも知られる。
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概要編集

清和源氏の初代である六孫王・源経基の長男で、清和天皇の曾孫。

領地である摂津国多田荘(現在の兵庫県川西市多田周辺)を取って「多田満仲」とも呼ばれる。


父に従って藤原純友の乱鎮圧に活躍したり、平将門の残党征伐に活躍し、武士としてはあまりパッとしなかった父と違い武士としての名声を確立した。


応天門の変源信嵯峨天皇の七男、源融の異母兄)失脚を狙い誣告した伴善男大伴古麻呂の曾孫)を藤原良房へ逆密告し善男失脚及び伴氏滅亡に一役買ったことから、良房や養子・藤原基経ら藤原摂関家とのつながりを深め、息子たちもその路線を継承していった。

晩年出家し「多田新発意」と称し87歳まで生きたと言われている。


名前は有職読みで「ただのまんじゅう」と言われることも多い。夏目漱石の小説坊っちゃんの主人公が「ただのまんじゅう」の子孫と自称する場面がある。


親族編集


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武将 源氏 清和源氏

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