米英

べいえい

アメリカとイギリスの国際関係

目次 [非表示]

1 概要

2 両国の比較

3 歴史

3.1 初期

3.2 アメリカ独立以降

3.3 現代

4 ヘタリア

5 関連リンク

概要

米英関係（べいえいかんけい、英語：United States–United Kingdom relations）は、アメリカ合衆国とイギリスの国際関係の事である。両国は共通の歴史と言語・宗教的信念と法原則の重なり・何百年にも亘る親族関係によって結びついており、今日では多くの外国人が相手国に住んでいる。

両国の比較

国名	政体	現在の首脳	首都	人口
アメリカ合衆国	大統領制連邦共和国	ワシントンD.C.	962万9091平方キロメートル	3億3589万3238人（2024年1月）
イギリス	議院内閣制立憲君主国	ロンドン	24万2495平方キロメートル	6702万6292人（2021年6月）

歴史

初期

1785年6月に外交関係を樹立し、同月にジョン・アダムズが最初の駐イギリス大使となった。1607年5月にイギリスはバージニア州のジェームスタウンにて、北アメリカにおける最初の恒久的な入植地を設立した。1775年4月にアメリカは独立戦争でイギリスと交戦し、フランス・スペイン・オランダが自らを支援している状況で、1783年9月にこの戦争を自らの勝利によって終結させた。

アメリカ独立以降

1776年7月からは敵対関係から緊密な同盟関係まで多岐に亘り、1812年6月に両国は米英戦争で実際に交戦し、1861年11月にトレント号事件が発生した時を除いて概ね友好関係にあった。1914年7月と1939年9月にそれぞれ発生した2度の世界大戦を戦い抜き、この時期では共に超大国であっただけで無く、アメリカドルとスターリング・ポンドが基軸通貨として並存していた。

現代

1945年9月に第2次世界大戦が終結した後、1947年3月にアメリカとソ連を軸として東西を二分した冷戦が始まり、イギリスはアメリカが主導する西側陣営に属した。1949年4月にNATOが創設されると、両国はこの機構の原加盟国と共に緊密な同盟関係になった。2022年2月にロシア・ウクライナ戦争が開戦すると、両国はウクライナを支援するべく緊密に協力している。