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失敗国家

しっぱいこっか

政治の腐敗や権力の弱体化によって国家が果たすべき責務を果たせなくなっていると考えられている国。
目次[非表示]

失敗国家とは

別名破綻国家、崩壊国家、脆弱国家。日本にも深刻な社会問題は数多くあるが、本項の失敗国家にはとてもかなわない。失敗国家は国家としての体をなしていないのである。
そもそもまともな国家と言うのは、政府が国家の構造を制御し、国家が果たすべき基本的な責務、例えば正常に機能する法体制の維持や徴税や資源収入で財源を確保し、公共サービスの提供や警察組織で国家の治安を維持しているものである。「主権」「領域」「人民」の3つを満たして初めて国家として認められるのである。
失敗国家には政府がないか、もしくは統治能力(ガバナンス)が低く国内全体に統治が及ばない。またそもそも

  • 政治家は賄賂や私腹を肥やす者ばかりで機能していない。
  • 徴税を行うことができない。
  • 財源なんてなく国際支援や資源収入がある程度なので、国が行うべき公共サービスを提供できない。
  • 暴力の独占(国内での武力の使用を国家が独占すること)が出来ず反政府組織やテロリストが跋扈して国内の治安を維持することができない。
  • 外交をしようにも国のリーダーを送れない。
  • 警察も賄賂を受け取ると犯罪者を釈放したり、犯罪に加担する者もいて正常に機能しない。
  • 軍の有力者などによって頻繁にクーデターや反乱を起こされてしまう。
  • 前述の通り政府の統治能力がダメなため群雄割拠が起こって国内を統治する勢力が複数現れ国がバラバラになる。
こんなレベルの国が失敗国家なのだ。

国家がいかに失敗しているかを示すデータとして失敗国家ランキングが存在している。
失敗国家ランキングは、アメリカの平和基金会が2005年から毎年の4月10日前後に発表しているもので2019年現在国連加盟国178カ国を評価してランキング化したもの。評価する国のニュースや雑誌の記事、WHOなどの信用できる機関などから情報を集めて(Twitterブログは信頼できる情報として認められていない)点数をつける。未承認国家や規模の非常に小さい国はデータ不足により評価の対象外。
失敗国家ランキングは、12の項目を各10点満点(小数点第一位までの数字を使う)、合計120点満点で評価する。点が高いほど危なくなる。1項目だけダメでも他が低ければ合計点は低くなり失敗国家ではなくなる。集計後、4つのカテゴリーに分類される。
0~29.9点 持続可能
30~59.9点 安定
60~89.9点 要注意
90~120点満点 警報
日本は157位。東日本大震災やリーマンショックなどで評価は落ち気味になっているが、失敗国家では全くない。ネット上では日本を失敗国家と呼ぶ声が存在するが、下記の日本の得点を見ればわかることだと思うが、3つの指標において世界でも最低クラスのスコアを誇っており、前述の通り下記の国にはかなわない。ほぼ全部の指標が失敗(10点近い)しているのが真の失敗国家なのである。
5月8日に2020年度のランキングが発表されたのだが、現在進行形で世界を騒がしている新型コロナウイルスを考慮しないということになった。今回のパンデミックによって、経済的、政治的な打撃が大きいことが容易に想像できるにも関わらずランキングのスコアに違和感が生じてしまっている。来年のスコアには反映されるかもしれない。

失敗国家の指標

  • 安全保証装置の状態(SA)アイコン 警察

警察や軍などの治安を守る組織がしっかり機能しているか?軍が私物化されていたり、汚職が横行していないか?

  • 派閥化されたエリートの台頭(FE)アイコン 対立している人 
権力闘争や政治的な争いや分裂が起きていないか?
  • 不満分子の存在(GG)アイコン 握りこぶし
選挙などで選ばれておらず正当性を持たないテロリストや革命組織が力を持っていないか?国内で暴動が頻発していないか?
  • 経済状況の悪化と貧困(EC)アイコン 暴落する為替
経済や財政の低迷によって貧困にあえぐ者が増えていないか?また、麻薬や人身売買、マネーロンダリングなどの違法なビジネスが横行していないか?
  • 不均一な経済発展(UD)アイコン 円グラフ
国民全体が経済発展の恩恵にあずかれているか?
一部の権力者や都市部の住民にばかり富が集中していないか?
  • 人材及び頭脳流出(HF)アイコン 飛行機とかばん
国内で育った人材が海外に逃げていないか?
  • 国家の正当性(SL)アイコン 投票箱と票
現在の権力者は国家の正当な代表者と言えるか?
政権が政治プロセスを透明にし、国民の支持・信頼を受けているか?
また、公務員の汚職がないか?選挙は十分に監視され、公正に行えているか?
  • 公共サービス(PS)アイコン 道路
医療・教育・電気・水道・衛生などといった国民にとって不可欠な公共サービスが整っているか?国内に整っていない地域がないか?
  • 人権及び法の支配(HR)アイコン 正義の女神テミス
国民に生命権(生存権)や言論の自由や信教の自由、公正な裁判を受ける権利などの基本的人権が法律で保障されているか?拷問や強制労働などが存在していないか?
  • 人口構成圧力の増大(DP)アイコン 大人子供の男女
人口が多すぎたり、人口構成が高齢者や未成熟者ばかりで労働人口や社会保障が持たなかったりしていないか?また、国民が平等に食べ物を手に入れられ、安全な水にアクセスできているか?病気が蔓延していたり、自然災害に対して脆弱でないか?死亡率が高くないか?
  • 難民および国内避難民の大量移動(RD)アイコン テントと難民
戦乱や大災害などで難民がキャパシティを越えてやってきたり、避難民が国内を移動し、不安定になっていないか?
  • 他の国家又は外部の主体の介入(EX)アイコン 中心に向かう4本の曲線
外国から軍事的な侵略(政府に反発する組織への外国の援助など)や経済制裁などの深刻な政治的圧力を受けていないか?また、国連や他の国からの支援に依存していないか?

この記事では、上記の括弧内のアルファベットを項目名として使う。

代表的な失敗国家

ソマリア

SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
9.8108.69.19.48.98.99.19109.19110.9
失敗国家ランキングで計7回、2008年から2013年まで6年連続で一位の座を守った失敗国家の王者。1991年に政府が崩壊し、ほぼ単一民族国家にも関わらず氏族主義によって紛争の火種があり、内戦が勃発。内戦によってインフラが破壊し尽くされ、平均寿命は56歳、単純計算で5人に1人が5歳までに死んでしまう。現在は3つの地域に分裂しており、それぞれの地域の有力者が争いを続けている。北部のみある程度安定していて経済も機能しているが、それ以外は無秩序になっており、海上でも生きていくためとはいえ海賊が跋扈しており、強盗や誘拐の身代金などによって稼いでいる。これによってネット上では「リアル北斗の拳」「修羅の国」「世紀末」などと呼ばれている。
また、ブラジャーを着用した女性を公開むち打ちの刑に処すなど、人権も最悪な国の一つ。
あのアメリカや、国境なき医師団からも見捨てられた国でもある。アルカイダですらも治安が悪すぎるという理由で逃げ出している。2012年に21年ぶりに国際的に承認された政府が発足したが、ほぼ機能しておらず国民からもほとんど支持を得られず、政府と反政府勢力の争いが続いている。
チャド
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
9.29.58.38.58.98.49.39.48.59.69.27.7106.4
建国の5年後に内戦が始まり、7人の大統領がすべてクーデターで就任したという驚異な国。現在の大統領のイドリス・デビも名目上は選挙で選ばれることになっているが、不正選挙の批判が恒常的な世界の独裁者ランキング13位。反政府勢力も絶賛活動中で度々首都のンジャメナを制圧されている。今まで失敗国家ランキングで順位が2桁になったことがないという実績もある。
コンゴ民主共和国
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
8.59.89.788.66.99.79.59.59.8109.4109.4
昔は現在のコンゴ共和国と同じコンゴ王国だったが、ベルギーの国王レオポルド2世によって目をつけられたのが悲劇の始まり。レオポルド2世の私財によって探検隊を組織し、奴隷独占条約をコンゴの首長と結び、植民地を広げていく。ベルギーはこれに一切関与せず、彼の私有地にされてしまう。最初は他国からの反対もあったものの、関税撤廃を表明すると認められた。これによってコンゴは「コンゴ自由国」となる。この自由とは、王が自由にできる国、という意味である熱帯雨林に自生するゴムに注目し、ゴムの生産を急激に増やしていくら。これらは地元民の強制労働で支えられていた。イギリス著者によって圧政の暴露本が出版されると、批判は強まっていった。圧政の内容は、ゴムなどの採取を地元民に強制的に行わせ、規定量に達しないと腕を切り落とされるという苛烈なものだった。これによって批判が殺到し、レオポルド2世は味方がいなくなりベルギーに統治が移された。この時に植民地として成功し、圧政の再発防止にベルギー政府にコンゴの統治を集中し、植民者には権力はなくなった。その後アフリカの経済大国となった。独立するまでは。1958年に独立要望が生まれ、即時独立を訴えるようになった。その後の暴動もあり、ベルギーはあっさり承認。コンゴ国内では中央集権か連邦制にするかも決まっておらず、国内の学位取得者(いわば大卒)は16人だった。ルムンバが首相に就任したが、独立から1週間もしない内にコンゴ動乱が発生し、兵士たちによって略奪やヨーロッパ人の虐殺が始まった。これを受けてベルギー軍はカタンガ州から出撃し、ヨーロッパ人の救助を開始。5年間動乱は続き、混乱に乗じて外相のモブツがクーデターを実行し、モブツが権力を握り中央集権体制を強化し国名をザイールと改める。アメリカと国連がルムンバを再任させようとしたためモブツはルムンバを粛清。その後30年以上に渡って政権を掌握する。外国からたくさんの援助を貰うのだが、あろうことか自分の私腹を肥やし、金欲や権力欲にまみれていったモブツはクーデターを起こされ、首都を制圧され追放された。その後コンゴ戦争に発展し、東部は虐殺・略奪・強姦の多発する無法地帯になった。この戦争によって540万人が犠牲となり、第二次世界大戦以降最多の犠牲者を出した。1977年に発見されたエボラにも襲われ、現在も安定していない。ベルギーが悪いと言えば悪いが、独立を性急に行ったことも原因かもしれない。
スーダン
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
8.49.49.48.1889.38.38.99.19.38.6104.8
2006・2007年ランキング1位だったが、最近は順位が落ちて来ている。
独立する少し前の1955年に、南部と北部との宗教対立が発生し、1956年の独立後も17年間続いた。その最中も幾度もクーデターが発生した。1989年にオマル・アル=バシールが無血クーデターで権力を握ると、民族差別を徹底したり、国民を自分の奴隷にしようとして戦争を起こすなどの圧政を敷いた。2003年に西部でアラブ系と非アラブ系の定住民フール人や遊牧民ザガワ人などとの対立が激化してダルフール戦争が勃発し、現在も続いている。2018年末にパンの値上げをきっかけとして反政府運動が全土で発生し、2019年4月11日に国防軍がバシール大統領を解任し身柄を拘束。30年に渡る独裁政権は崩壊した。現在においても、南部の油田が南スーダンの独立によってなくなったことにより南スーダンとの紛争フラグが立っている。というか国境紛争の真っ最中である。
南スーダン
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
9.49.79.19.59.26.89.99.599.59.79.5110.8
2011年7月9日にスーダンから独立。独立前のスーダンとの40年以上に及ぶ戦争によって国内に大量の地雷が埋められており、キール大統領派とマシャール大統領派による内戦、内戦によって発生した難民によってキャンプがすし詰めの状態になる、ハイパーインフレ、政治の腐敗(75人の汚職によって日本円にして4000億円のお金が消えた笑えない事件が起きたこともある)など政経ともに問題が山積みな、2014年以降における失敗国家の代表格。ソマリアから1位の座を奪った上に、2015年、2017年、2018年も1位となってしまった。また国連の支援に大きく依存しているため国家としての機能に欠けており、失敗国家からの脱却は程遠い。油田が発見されているが、石油を精製する施設がないためスーダンに頼らざるを得ないという...。
中央アフリカ
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
8.39.788.49.96.88.9109.28.8109.5107.5
かつてポカサ1世によって帝国になったことのある国。元々クーデターや宗教対立が頻発して治安がよくなかったが、2013年に反政府軍の侵攻によって当時のボジゼ政権が崩壊して以降、しばらくの間無政府状態になり、首都でより宗教対立が激化してしまい数百人の死者が発生した。これによって国連のPKOの介入で支援を受けた。2014年2月に選挙で無政府状態を解消し、国内の融和に乗り出しが、これ以降も武力衝突が起きている。これらのことから暴力もひどく、武装組織によって度々学校や病院を襲撃されている。内戦によって経済が低迷し続けており、国民の約90%が1日2ドル未満で生活しているのが現状である。
コートジボワール
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
7.19.17.66.47.56.778.178.26.98.189.7
昔はボワニ大統領の下で発展を続けており、西アフリカでも安定した国だったが、彼が死んでから迷走開始。
クーデターと内戦をやった挙句、失敗国家ランキングが始まった2005年度では1位を獲得。つまり失敗国家ランキング初代チャンピオン。2010年にも現職のローラン・バグボ大統領とアラサン・ワタラ元首相の内戦もあったが、バグボ大統領の失脚によって収束した後は順位を落としていき、2016年には上位20位から消え、2020年には警報ランクから要注意ランクに改善された。
ジンバブエ
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
8.5106.48.67.679.18.78.39.38.57.299.2
旧ローデシア時代(イギリス領)は「南アフリカ以上」とも呼ばれたアパルトヘイトと白人による土地寡占で悪名を馳せていたが、黒人反政府ゲリラとの内戦の末に1980年に改名・独立し、黒人への参政権付与後は融和路線に成功。 農業に有利な国土に支えられたローデシア経済もあってアフリカでも屈指の安定した国を実現した。
……そのはずだったが2000年代あたりからムガベ長期政権のひずみが見え始め、第二次コンゴ内戦への介入や白人地主の土地強制徴用などやらかした末にハイパーインフレを起こす。
最終的には6.5に1の後に0が108個付く数を掛け算した数値にまでなった。何度デノミネーションをやってもインフレが止まらず、イグ・ノーベル賞のネタにもされた末に2015年6月11日についにジンバブエ・ドルは廃止された。その後も ムガベは政権に居座り続けたが、2017年にクーデターが発生して93歳の老独裁者はようやく政権から追放された。
そしてジンバブエ・ドルは2019年6月に暫定通貨RTGSドルとして復活した。
ナイジェリア
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
8.79.99.17.97.86.68.18.98.49.36.95.797.3
アフリカ最大の人口とトップのGDPを誇り、最近は石油に頼る経済からの脱却を進めているアフリカの大国。が、政府の徴税機構がガバガバなため政府の歳入はいまだに石油に頼っていたり、格差が大きく国民の50%が貧困層であったり、政治の汚職によって年間1兆円ものお金が消えているといわれている。また、ボコ・ハラムなどの凶悪なテロリストの温床にもなってしまっている。
このように経済に対して治安と政府が貧弱で、GDPが高ければ豊かというわけではないという悪い例といえる。
イエメン
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
9.7109.79.47.879.99.5109.89.710112.4
中東のサウジアラビアの南にある国。2019、2020年度失敗国家ランキング1位。国連によれば「世界最悪の人道危機」に陥っていると言われている。かつては海上交易の中心地として大いに栄え、「幸福のアラビア(Arabia Felix)」とまで言われていたが、現在は石油が採れないなどの理由で中東の最貧国となっている。
大国の争いに巻き込まれやすく、19世紀頃はイギリスによって南部が支配されていた。その後もオスマン帝国エジプトの勢力争いによって、国が南北に分断してしまった。1962年に共和制となり、その後冷戦構造に組み込まれて1990年代に入りやっと悲願の統一。しかし内情はサレハ大統領による独裁政治がイエメン全土に拡大しただけで、内部の不満は高まっていた。
公式サイトにおいても、以下の評価を受けている。
このランキングのトップランカーには避けられない好奇心と関心がある。このランキングで1位の常連だったソマリアと南スーダンを抜き去り、この国は2019年に1位に輝いた。スコアの悪化は長引く内戦と人道問題が原因で、多くの項目において10点近いスコアを獲得した。
5年目を迎えた同国の内戦は、解決の目処が立っておらず、2018年以降はさらに激化した。サウジアラビアなどにも介入され、同年6月には西部の町ホデイダに攻撃を加えられ港の機能が麻痺し、30万人以上の子どもに影響を与え飢餓が蔓延してしまう。攻撃開始後に民間人の死者数が1.6倍に増加したデータもある。
イエメンの人道危機は悲惨で、人口の75%が人道支援を必要とし、350万人以上が避難民となる惨状である。学校、病院、水道などの公共インフラが破壊され、衛生の悪化によって2016年以降コレラが流行している。そもそもサレハ大統領時代にも、順位は30位以内にランクインしていた。政治の汚職によって同大統領は600億ドルを不正蓄財しており、経済的不平等も深刻であった。
2018年12月に停戦交渉が行われ、安定に向かう初めの一歩になることが期待されている。この国が復興するためには、国家が政治プロセスを透明化し、経済成長を図ることが大切な要素である。
アフガニスタン
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
9.98.97.58.37.77.599.57.699.38.6102.9
昔から多くの民族が共存し、シルクロードの中継地として重要だったため、外部からの侵略が絶えなかった。1880年にイギリスとの戦争に負けてイギリスの保護国となる。1919年にイギリスと再び戦争になり、勝利を掴み取り独立を果たす。独立後に王政を敷くが内部は部族主義的で、1973年にクーデターによって王政は崩壊し、親ソ派が政権を握ったものの内戦が続き、見かねたソ連は1979年に侵攻。ソ連軍と政府軍、ムジャーヒディーンの戦争が激化した。1989年にソ連が撤退すると国内の支配をめぐってアフガニスタン紛争が勃発。勢力を拡大したタリバンによって1996年に首都を占領し、タリバン政権が樹立。その後全土の9割を掌握したが、911テロにブチ切れたアメリカによって侵攻されタリバン政権は崩壊し、アメリカによってカルザイ政権が樹立したものの、反政府勢力はアメリカの傀儡政権と見なして従わず、政府自体も汚職の横行によって国民の支持を得られず各地でテロを起こされる。
2019年8月にアメリカとタリバンの和平協議が行われたが、このまま落ち着くとは誰も思っていない。
イラク
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
8.29.68.55.66.46.89.18.47.88.18.68.895.9
長年サダム・フセイン大統領が独裁政権を敷いていたが、大量破壊兵器を持っていると疑惑を持ったアメリカによってイラク戦争が起きるとフセイン政権は崩壊。2004年にイラク暫定政権が成立したが、フセイン政権で主流派だったスンニ派はこれに反発。
隣国シリアからイスラム国樹立運動が起こるとフセイン政権の残党がこの運動に合流。イラク、シリア両国の国境付近を武力制圧して「国家」樹立を宣言したこのISILによって国内の広範囲を掌握されたものの、2017年にアメリカ有志連合などからの集中攻撃を受け壊滅した。現在は残党狩りに勤めている。
シリア
SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
9.99.9108.77.28.4109.1107.61010110.7
1946年にフランスから独立。独立直後から7回もクーデターや反乱が発生し、非常にゴタゴタしていた。1958年にエジプトと連合を結ぶものの、わずか3年で瓦解した。1963年3月8日に革命によりバアス党が政権を握るが、握った後も中東戦争によってゴラン高原を失ったり、党内でも対立が発生し1970年にクーデターが発生。その後も虐殺が発生した。2000年にバッシャール・アル・アサドが就任し、最初は民主化を進めていたが、アメリカのフセイン政権打倒を受けて独裁政治に転身してしまう。2011年にアラブの春が起きると政府に対する不満によって内戦が勃発。ISILによって国の一部を支配されてしまう。これによって大量の難民が発生しトルコなどに流れ込んだ。ロシアやイランによる援助でISILは壊滅し、国を奪い返したものの、未だに北部で戦闘が起きており、解決の目処は立っていない。

G20参加国の得点

SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
日本1.92.62.83.31.43.10.61.33.25.73.52.932.3
韓国2.43.92.41.72.13.63.31.23.121.64.732
中国5.87.27.43.96.44.38.84.89.35.642.469.9
インド6.97.38.55.66.15.846.57.67.84.44.875.3
ロシア88.18.34.95.33.58.33.38.84.14.95.172.6
インドネシア6.17.17.44.24.96.64.25.16.76.84.54.367.8
サウジアラビア68.58.73.94.73.68.12.98.94.44.1568.8
トルコ7.58.8104.654.47.54.48.34.68.75.479.1
イギリス3.85.86.44.43.72.52.91.61.81.61.7238.3
フランス3.81.96.73.43.12.21.21.31.31.92.51.232
ドイツ2.62.64.31.32.12.10.510.81.14.30.523.2
イタリア5.44.94.64.922.33.12.71.13.253.142.4
南アフリカ6.76.66.27.56.85.26.26.43.96.64.53.570.1
アメリカ3.86.86.21.83.41.82.91.23.932.11.338.3
カナダ3.12.52.51.21.81.40.50.81.411.90.518.7
メキシコ8.85.46.34.2555.65.965.24.94.967.2
ブラジル7.16.27.35.27.14.26.76.977.83.63.973
アルゼンチン5.22.84.15.44.92.93.93.33.63.324.646.1
オーストラリア31.73.41.31.50.70.71.81.41.91.80.519.7

アメリカと関係が悪い国の得点

ここでは、アメリカとの関係が悪かったり、争っている国を列挙する(上記で既出は除く)。

SAFEGGECUDHFSLPSHRDPRDEX合計
北朝鮮8.38.55.88.97.54.4108.69.47.14.49.892.7
イラン6.99.69.56.95.35.993.98.94.55.96.783
パキスタン8.59.39.46.35.96.87.987.47.88.18.894.2
キューバ4.673.44.24.85.27.53.96.75.33.44.860.8
ベネズエラ7.48.87.68.66.96.19.38.396.25.65.589.3

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