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背すじをピン!と

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せすじをぴんと

横田卓馬による漫画作品。正式タイトルは「背すじをピン!と 〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜」。

概要

週刊少年ジャンプ2015年24号から2017年11号まで連載された横田卓馬による漫画作品。

高校に入学した主人公が、競技ダンス部に入る青春漫画

略称は『せすピン』『すじピン』など。全10巻。また10巻末に原点となった2011年の『競技ダンス部へようこそ』も収録されている。

あらすじ

高校一年の春、そわそわとさざめく体育館で出会ったのは

小さな可愛い女の子と「競技ダンス」!?

少しの勇気が日常を変えていく青春ストーリー!!

(公式サイトより抜粋)

 高校一年生の主人公、土屋雅春は女の子に対して少しトラウマを持っていたが、部活紹介で見た競技ダンス部のパフォーマンスに影響され、自分を変えるため入部を決意する。

 個性溢れる先輩達による指導や練習・試合を通して、同じく入部したヒロインの亘理英里と共に競技ダンスの素晴らしさを知っていく様子を描く。

登場人物

鹿鳴館高校競技ダンス部

土屋雅春

主人公。小学生時代に緊張して手が汗まみれになったのを女子に笑われたことが小さなトラウマになっている。当初はラッキースケベのために体験入部に訪れたが、亘理に誘われたことでやる気が芽生え、競技ダンス部への入部を決意する。

亘理英里とペアを組む。

亘理英里

ヒロイン。主人公と同じく競技ダンス部に入部した少女。小柄で素朴な見た目で控えめな性格だが、夜の公園で1人練習に励むような影の努力家。実は主人公と同じくトラウマになってしまう出来事を経験している。

土屋雅春とペアを組む。

土井垣真澄

競技ダンス部の部長。長身で筋肉質、アフロヘアーと濃い顔を持つ、オネエ口調が特徴の3年生。部長としての部員に対する指導力などは本物で、素人の土屋と亘理に競技ダンスをイロハから教える。実家はダンス用品店を経営しており、試合の時には格安でレンタルしてくれる。

幼少期から綾辻理央とペアを組んでいる。

綾辻理央

競技ダンス部の副部長で、他部員からは下の名前で呼ばれている。優等生なお姉さんタイプの3年生。ダンス以外の時は眼鏡をかけている。スタイル抜群の美人でファンがかなり多く、後輩には優しくダンス指導をする。一見大人しそうに見えるが、衣装の一部をキャストオフするといった大胆な行動をとることもある。

幼少期から土井垣真澄とペアを組んでいる。

八巻章

競技ダンス部の2年生。女好きのフェミニストでしばしば口説いたりカッコつけたりすることもあるが、競技ダンスにかける情熱は確かなものである。乱暴そうに見える反面後輩には優しく、土屋に色々とアドバイスする。

椿秋子のペアであるが、普段から喧嘩が絶えない。後に土井垣の指示で藤田ともペアになる。

椿秋子

競技ダンス部の2年生で、ラテンダンスにおける八巻のパートナー。他部員からは下の名前で呼ばれる。口と手が同時に出る強気な性格で八巻とは衝突する事が多いが、ダンスのコンビネーションは抜群。実家は空手の道場らしい。

藤田ひらり

亘理と同じクラスで中途入部した1年生。前から競技ダンス部に興味を持っていたが、文化祭をきっかけに改めて入部を決意した。自分の名前に少しコンプレックスを持っている。かなりよく喋る明るい性格で、部のムードメーカーに。

ペアを組むリーダーは長らく不在だったが、スタンダードダンスで八巻と組む事になった。

土屋、亘理と合わせてファンの間で1年生トリオとも呼ばれる。

巨勢みちる

競技ダンス部顧問で土屋のクラスの副担任教師。めんどくさがり屋で先輩教師に嫌味を言われ続ける苦労人だが、意外と世話好きでビデオ撮影もしてくれる。競技ダンスに関しては全くの素人で、部員に対する指導は3年生に任せきっている。既婚者。

鹿鳴館高校関係者

環千佳音

亘理のクラスメイトで小学生からの親友の女子。金髪・ジト目に無表情で土屋からは怖いと思われている風貌だが、実際はとっても友達思いで亘理の心を傷つけた男子に殴りかかったことも。

本城&藤本

土屋の友人の男子。ラッキースケベ目的で体験入部しようとしたり土井垣の迫力に負けて土屋を置いて逃げ出してしまうなど俗っぽい面が目立つが、土屋との友情は本物。土井垣の事をゴリゴリ先輩と呼んでいる。

塚橋威一郎

八巻・椿と同じクラス(年齢は1年上)の2年生。学校生活を全て軽音楽部の活動につぎ込んだ結果、他部員ともども留年している。協力を求める者には「音に命(タマ)を懸けているか」が条件と豪語するが、土屋と亘理の顔を見て簡単にOKを出したり、他の部員の演奏楽器がバランス悪くバラバラだったりと、その定義はガバガバ。

咲本ダンススクール

御木清斗

高校1年生でターニャのリーダー。土井垣の実家(ダンス用品店)で土屋や亘理と知り合う。小学生の時からダンスを習っている元ジュニアチャンプ。爽やかで礼儀正しく、初心者の土屋と亘理にも優しく接してくれる。

タチアナ・クリロワ

通称、ターニャ。高校1年生で御木のパートナー。ロシア人の少女でまだ日本語はほとんど話せない。目つきが鋭く人見知りが激しいため誤解を受けやすいが、御木はもちろん土屋と亘理にも心を開いている。

咲本譲治

高校3年生で沙羅のリーダー。御木とターニャが通っているダンススクールの先輩で、学生チャンピオンの肩書きを持つ程の超実力者。土井垣と同じぐらいガタイと濃くて凛々しい顔立ちが特徴。秋子は彼に強く憧れており、赤面して直視できないほど。

永島沙羅

高校3年生で咲本のパートナー。強気な性格で、マイペースすぎる咲本とはなかなか気が合わずイラついていることが多いが、ダンスでは圧倒的なコンビネーションを発揮する。

ゴールドダンススタジオ

畔田満影

高校2年生で奈緒美のリーダー。プライドが高く八巻に突っかかることが多いが、八巻からはモブ呼ばわりされて無視されることが多い。競技ダンスを始めた頃の八巻を見下していたが、いつの間にか自分に追い付いている事でプライドが傷つけられ、以降執拗にライバル視している。

仙崎奈緒美

高校2年生で畔田のパートナー。子供っぽい畔田を母親的に見守ったり時にストッパー役になったりしている。八巻を毛嫌いしている畔田とは裏腹に、秋子とはダンス友達として仲が良い。

金龍院貴正

高校3年生で美乃梨のリーダー。少し小柄なポッチャリ体格に、顔のパーツが真ん中に纏まったイケメンというバランス悪い風貌。土井垣&咲本をライバルとして認めている。ゴールドダンススタジオというダンス教室に所属していて、彼の実家の金龍院建設がスポンサーになっている。

神宮寺美乃梨

高校3年生で金龍院貴正のパートナー。おっとりとして天然という言葉が似合いそうな、不思議な空気感を持っている。理央とは仲が良く、のりちゃんというあだ名で呼ばれている。

宮大工勇太

高校1年生で柏のリーダー。背が高く1年と思えないほどの大人っぽい印象を持つ。競技ダンス歴8年。かなり頭が固く冷静な性格で、自分の思ったことをストレートに言うなど空気を読むことが出来ない。

柏小春

高校1年生。女子としては高身長なため宮大工と小学生時代にペアを組み、以来8年間パートナーを務めている。宮大工を「勇太くん」と呼び、いつもストレートな発言をする彼を心配している。

芸能界

花園亮

アイドルグループ『テストステロン』のメンバー。ニックネームは『ゾノきゅん』。

テレビ番組の企画で競技ダンスに挑戦することになり、最初の挑戦が全国大会となった。

競技ダンスは素人のため、技術は拙いが、恵美のリードによって踊れている状態を自分の力だと錯覚する。

御木恵美

御木清斗の姉で、かつて弟とペアを組みジュニアチャンプになった経歴を持つ実力者。

現在はアイドルグループ『代官山83』のメンバー。

その経験を見込まれ、花園のパートナーに抜擢されたが、ブランクによる技術の衰えを自覚している。

その他

葉澄・リンデンブルグ→土井垣葉澄

土井垣真澄の姉。かつては優秀なプロダンサーだったが、現在はレッスンプロで真澄と理央のコーチをしている。のちに鹿鳴館高校競技ダンス部のコーチとなる。

巨勢たつや

みちるの夫で、職業はサラリーマン。普段はサッカー少年団の監督をしているが、競技ダンス部の合宿の送迎や大会の観戦など時折部活に関わっている。テンションが高く冗談をよく言うがどこか空回りしている。

コメント

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  • 踏み出す一歩

    ひらりんに幸あれ。 部長、リオさん、描写カットしてすいません。悪気は無いんです。
  • 魅せられて

    マスリオです。 この二人には清い関係でいて欲しいと思う反面もう少し踏み込んだ仲になって欲しいと思うが故に衝動的に書いたものです、正直言ってやっちまった感が半端ないです。(笑) 続きは…需要と反響があれば書くかも知れません。
  • 僕の春は君だった

    勢いの止まらぬまますじピン!小説三作目です、今度は金龍院組。 もはやこのカップルは結婚するべきだと思います、作中の回想等は全て個人的な妄想ですのでご注意下さい。
  • ジャンクフードの思い出と

    金龍院組がブラックプールの競技会を見に来ていたら、ついでに婚前旅行なんかしていたら…という唯の妄想の産物です。 はぁ~…タカミノ好きです。 すじピン!ロスです…。( ノД`)…
  • 無自覚

    大好きです!このペア もっと増えてほしい
  • 分からず屋の本心

    初のすじピン小説です。 今回は宮大工&柏ペアの話ですが、類々的本命は部長と理央先輩です(本誌から目が離せなくて決着が楽しみだけど胃が痛い……!)。 ハマりたてであまり深く読み込めていないので、キャラクター観が盛大に外していたらゴメンナサイ。 宮大工君が何をしでかして奈緒美さんにニヤられたかはご想像にお任せします。 そしてこの宮大工君は、柏さんに万が一恋人ができたとしても当たり前にダンス(自分)を優先すると信じて疑っていません(笑)。
  • ゴールデンエイジの休日

    それぞれの

    だらだら続いております、そして更新が滞っております。 そしてそしてあけましておめでとうございます、今年もすじピン!熱は冷めておりません。 本誌は何だか新章突入といった感じですね! 色々書きたい事はあるのですが、語彙力のない私ではなかなか形にする事が難しい今日この頃です。 三年生カップル好きだー。 ブックマーク、評価下さる方々ありがとうございます! 願わくばすじピン!がもっと流行る事を祈るばかりです。
  • ゴールデンエイジの休日

    ボーイズ?ライントーク

    続編になります まだまだ下らないことを喋らせてます。 今回は女子には触れてませんのでタグ外しました。
  • ゴールデンエイジの休日

    どうか

    ダラダラと続いたシリーズですが一区切り、最後はやっぱりマスリオで締めたい。 ちょっと短いです。 本誌の連載が終わってしまったショックが大きすぎてうっかり風邪をひきそうです、でも最終回まで楽しめた漫画でした。 横田先生ありがとうございました!願わくば10巻にキャラクター設定とか載ってると嬉しいです!!!( TДT)
  • ゴールデンエイジの休日

    君に夢中

    続編です、金神の金龍院さん視点です。 咲本組の話に繋がってます。 金龍院さんは美乃梨さんにメロメロに違いないという、勝手な思い込みで暴走してます。 ああもう本当に好きです、愛だけは沢山あります。
  • ゴールデンエイジの休日

    僕だけが

    長らく更新が滞っておりましたが続き物です。 ジョサラに見せかけてタカミノです、彼は怖じせず堂々と惚気て欲しい。 新刊出ましたね!番外編の設定でラテンを踊るタカミノも是非見てみたいです。
  • 多分続かない物語の序章 [せすピン夢]

    わたりちゃんが可愛すぎて、その昔勢いで書いたもの。 多分続きは書けないと思うのですが、供養。 今でもわたりちゃん大好きです。 ※ネームレス夢主 ※女主 ※この序章では、わたりちゃん・ちかねちゃん・夢主は30歳過ぎくらいの設定 ※ちかねちゃんは既婚 ※夢主→わたりちゃん ※成就しない恋
  • ゴールデンエイジの休日

    誰か教えてアモーレ

    続物です、引き続き咲本組の話ですが短い上にギャグでしかありません。 ジョージ視点、難しい。 10/24冒頭修正しました、沙羅の瞳の色が違ってました。(。>д<)
  • 近くて遠い

    二作目の投稿です、愛故にまたまた部長カップルの話になってしまいました。 一作目を読んでからでも読まなくても楽しんで頂けると思います、時系列的にはツッチーと亘ちゃんが本入部した日となってます。 鹿鳴館、私はまだ読んだことがなくてざっくりとしたあらすじしか知らないのですがいずれは読んでみたいです。
  • ゴールデンエイジの休日

    泣いたり笑ったり忙しい

    だらだらと続いております。 ガールズトーク回になります、マスリオに見せかけたジョ←サラです。 そして若干本誌ネタバレを含みます。 ただただすじピン愛が溢れていますがどう表現したら良いのやら…。
  • ゴールデンエイジの休日

    持つべきものは

    だらだら続いてます。 今度は男子会バージョン、マスリオが端からみたら充分付き合っているように見えていたら良いな。という妄想。
  • 1度だけの

    背すピンで真澄×リオです。 『強がり』の続き(のようなもの)で、リオ視点です。 ※一部、本誌ネタバレも含みます ※評価、ありがとうございます!
  • 甘酸っぱくて堪らないわ

    葉澄先生から見た真澄✖リオのイメージです、貴方との対談のように読んでも良いですが個人的にはインタビュアーはひらりんのつもりで書きました。(笑) 本編に登場しない背景などは毎度お馴染みの捏造となっております、どうぞご理解下さい。 タグについているにも関わらず真澄ちゃんも理央ちゃんも出てきません、ごめんなさい。 それでも良いという広い心をお持ちの方はどうぞ。 2017/10/18 葉澄先生の名字を間違えてしまっていたので修正しました。(切腹)
  • ジョバイロ

    背すピンで、八巻の一年生の時の話。 ※八巻×モブ子(一年生初期)で、モブ子視点の話。 色々と妄想捏造しています。 評価やブクマ、ありがとうございます!
  • ゴールデンエイジの休日

    私が躍り続ける訳

    続きとして書きましたが単体でも読めるかと思います、今回は咲本組の捏造話です。 カップリングというよりはライバル意識バチバチの沙羅の一人語りです。

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