1. 地名。
1-2. 主に球磨川の流域である熊本県の郡名・地域名。大半はかつての人吉藩(相良氏)領。
3. 2.を由来とするブラウザゲーム『艦隊これくしょん』の艦娘。
4. 『戦国ランス』の登場キャラクター。
本項では、2と3について解説する。
軽巡洋艦
水雷戦隊の旗艦を担うために5500トン型軽巡洋艦の最初の艦として佐世保海軍工廠で1918年(大正7年)に起工し、1920年(大正9年)就役。
機関の最大出力が90000馬力(完成当初の長門ですら80000馬力)と言う高出力に加え、最大船速も36ノットと言う脅威の性能だったが、太平洋戦争時には旧式化しており、近代化改装の上参戦。1944年(昭和19年)1月11日、マラッカ海峡沖でイギリス海軍のツタンカーメン級潜水艦タリー・ホーの雷撃2発が直撃し、轟沈した。
なお、残骸は後に中国の違法サルベージ業者によってスクラップとして売却されてしまった(羽黒も同じ業者による被害にあっている)。
艦隊これくしょん
データ
「クマ~。よろしくだクマ~」
解説
上記の「球磨」をモチーフとした軽巡洋艦娘。
栗毛色の髪とバネのようなアホ毛、そして語尾に必ず「クマ」がつくのが特徴。
装備物としてはモデル艦の特徴である先端の膨らんだ三本煙突のついたランドセルを装備している。(球磨型の煙突の特徴であり、妹の多摩や木曾も装備している)
名前の由来となった球磨川が同じ県にあるからと言って営業部長のゆるキャラとか、San-xのキャラクターとか、某夢の国のキャラクターとかアスキーアートの熊は関係はないはずである…………が、誰かがやると思ったネタイラストがpixivにおいて確認されている。
これはこれでカワイイ。球磨ちゃん恐るべし。
また、超個性派な姉妹たちを束ねる長女・「球磨おねーちゃん」として描かれることも少なくない。
ちなみに、三隈や阿武隈とは別にクマー仲間というわけではない。
性格は元気で意外と勝気。被弾すると「を”ぉー!?」みたいな独特の鳴き声をあげる事がある。
語尾もあってコミカルな印象を受ける。大人しくて控えめな多摩とは対照的。
なお、語尾を取ると武人肌のイケメンになるという説がある。
性能
マスコット的な扱いをされることが多いが、性能的には長良とともに軽巡トップクラス。その性能は銀レアというだけのコモン艦でありながら、高レアリティ・高燃費の阿賀野型や軽巡改二勢を上回り、サービス開始当初は重巡洋艦である古鷹型さえ凌駕していた(これは当初の古鷹型のステータスが低すぎたという面もあるが)。
神通改二の登場で最強の座こそ譲ったものの、依然としてコモン艦にも関わらず改二相当の性能である点に変わりはない。「意外に優秀なクマちゃん」と呼ばれているらしい(本人談)のは伊達ではない。
序盤から手に入りやすい、それでいて高性能、そしてかわいい。恐ろしい子!
ただし、ドロップでの入手は海域によってムラがある模様で、場所を選ばない多摩、木曾よりは多少レアい。流石一番艦。
とはいえ球磨型には、よりレアな北上、それを超える大井がいるため、気になる程ではない。
なお、この能力については「ネームシップ補正」と言われることもあるが、他艦種のネームシップや、同じくネームシップ軽巡の川内(改二前)にはこれほどのアドバンテージは与えられておらず、長良と共に議論のネタになることもある。
姉妹艦
余談
「意外に優秀な球磨ちゃんって、よく言われるクマ」というセリフがあるが、これは球磨と関わりのある人物がそれにあたる。
昭和17年11月14日に球磨の艦長となった横山一郎大佐(後に少将)。この艦長は軍に入る前はエール大学に留学し、駐米大使館附武官となるなど、英語に精通していた。
また、大佐自身は艦長になる事を目標にしていたという。
もしかしたら、球磨も英語が得意分野なのかも……という可能性も想像に難くない。
関連タグ
検索時の注意
「球磨」だけで検索すると、『めだかボックス』の“球磨川禊”を中心に多数のワードが引っ掛かるため、【球磨 艦 これ】と入力することをお薦めするクマ~。
関連イラスト