永井豪
ながいごう
日本の漫画家。
バイオレンスとエロスとギャグ。怪奇的な作風、物凄い大風呂敷(そしてそれを力業で畳んでしまうこと)に定評がある。
永井豪
石川県輪島市出身の漫画家。石ノ森章太郎のもとで修行を積んだ後に独立。
「ハレンチ学園」にて一世を風靡するが、高い人気と同時にエロティックな内容からPTAやマスメディアに人格を否定されるほどの糾弾を受けた。
このあたりの創作事情については、自伝漫画となる「激マン!」に詳しく描かれている。
ハレンチ学園を自ら終了させて打ち込んだ「デビルマン」でストーリー漫画家として新境地を開拓し、その後も数々の大ヒット作と打ち切り作品を星の数ほど世に残している。
現役には深い拘りが有り、69歳となった現在も精力的に活動している。
それまでにない奇想天外な発想から生み出された作品群は、後の作品に与えた影響は良い面も悪い面も含めて絶大な漫画家である。
ちなみに庵野秀明は「新世紀エヴァンゲリオン」について「あんなにマネしてすみませんでした」と永井に謝ったという逸話がある。
スターシステムを導入しているため、人気キャラは作品をまたいで登場することが多い。