図鑑データ
艦名 | Roma(ローマ) |
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図鑑No | 242 |
艦級 | Vittorio Veneto級4番艦 |
艦種 | 戦艦 |
CV | 久野美咲 |
絵師 | じじ |
「ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦4番艦、ローマです、よろしく。何?あまりジロジロ見ないでくださいね。」
戦艦、概要。出撃するわ!姉さん、先に行くわよ!
2015年4月28日のアップデートにて実装された海外艦の一人。
大日本帝国の同盟国でもあったイタリア出身である。ゲーム中での表記は「Roma」。
ちなみに史実においては、イタリアが連合国に降伏後、元同盟国であるドイツに宣戦布告したため、ドイツ軍によって誘導爆弾フリッツXを投下され撃沈されるという最期を遂げている。
彼女の実装と共に同日に開催された2015年春季イベント『発令!第十一号作戦』E-6『打通作戦!ステビア海を越えて』の海域最深部のドロップ艦として実装されたため、「ローマ(掘り)は一日にしてならず」という声が鎮守府のあちこちに響いた。
ゴールデンウィークが「ローマの(掘りに徹する)休日」となった提督も少なくない。
性能を開始する。主砲、撃て!
基本的には姉と同じ。
イタリア海軍は地中海という狭い範囲内での活動に終始したため、各種性能を高める代償に航続力を犠牲にした設計を施しており、新型であることもあってカタログスペックは軒並み高水準。具体的には各スペックが改の時点で金剛型改二に匹敵するものであり、特に耐久、火力、対空、索敵に優れており、速度も高速と都合がいい。特に火力は姉以上になっており、皆を驚愕させたあの霧島改二を超える数値。あれ、火力寄りの末っ子眼鏡って…
また無装備の状態で射程が「超長」のため初っ端から先制攻撃を叩き込める。逆に言えば射程調整が出来ないともいえるが。
だが史実での航続距離は、南太平洋への外征を企図した日本の高速戦艦である金剛型、同じく大西洋での通商破壊を視野に入れていたドイツのビスマルク級と比べても半分以下であった。それに倣ってゲームでの燃費は大変に悪い。特に燃料消費はビスマルク以上であり、弾薬と合わせた資材消費は長門型の1.2倍である。まあ日本にはその更に上を行くガスガズラーがいたりするが。
とはいえハイコストハイリターンという、大変にピーキーな偏り方をしている。
日本の戦艦娘と同じように使い方次第で輝きもするし腐りもするので、うまく使いこなしてあげよう。
ちなみに
史実ではろくな戦闘も経験しないままに休戦、更にかつての同盟国に爆弾一発で沈められたという事もあって運の値は初期で8と低めである。
そういうことがあってか、某閣下のところに配属された際はその時の恨みを晴らさんとばかりに皮肉たっぷりな言葉をお見舞いすることが多々あるらしい。
ところでローマ、あっちで不幸戦艦が手招きしてるぞ?
容姿を見つけたわ。砲戦、用意。よーし、行くわよ。全砲門…開け!
癖のある焦げ茶色のパッツンボブカットであり、瞳の色も茶色。
服装や艤装は姉のリットリオとほとんど同じだが、彼女の場合は眼鏡をかけている。
具体的には頭の上には艦橋を模した白いカチューシャを被り、服装は肩甲骨のあたりから腰までの背部がざっくり開いたノースリーブの襟シャツを着用し、肩には白のケープをかけていることから姉より露出が減っている。
首には赤・白・緑のショートネクタイ。またネクタイピンのように円盤状の装置が取り付けられている。
袖は分離しており、二の腕あたりに返しが出来ており、また二の腕にある半円リングによって固定されている様子。肩や腋が完全に露出している。中破すると胸まで…
腹部には灰色に薄緑色のエッジ模様の入ったコルセットのようなものを着用。みぞおちの下辺りから右左に一つづつ金鎖がピンで止められており、その垂れ下がった先にそれぞれ錨が付いている。
下は白と緑のラインの入った赤いミニスカートを履き、白地に赤の縞模様が入ったニーソックスを白いガーターベルトで留め、両上腿外側にはネクタイピンと似たような装置が取り付けられている。
足にはサンダルのようなものを履いており、アキレス腱あたりにかけた紐ですっぽ抜けないように固定されている。また左足首のあたりにも何やらバンド状の装置がある様子。
全体的にイタリアントリコロールを意識したカラーリングであり、戦艦娘らしく胸囲の戦闘力はかなりのもの。と言うより戦艦娘の中でもかなりの上位バストサイズである。まさに全ての乳はローマに通ず、か。
だが下着の着用は確認できず、少なくとも上は着けていない疑惑が強い。
艤装は背後から第10肋骨のあたりを挟みこむように固定具が装着されており、その先に煙突の乗った基部を装備。
この固定具後方外側には楕円盤状の砲座と連結するアームが伸びており、砲座の上部には右に前後で2基、左後部に1基の三連装砲が搭載されている。また砲座後部は一段高くなっている。ちなみに左砲座前部にはクレーンがのっており、後部の三連装上には機銃が2つ付いている。
一部の提督からはピザ生地呼ばわりされている砲の上に載せられたオレンジ色の物は救命ボートである。
砲座ユニットの前下部にはさらにアームが付いており、その先に縦に割られたような艦首ユニットがマジックアームのように付いている。ちなみに甲板には紅白縞模様が施され、喫水線下は緑色に染められている。
また分かりにくいが、砲座ユニット後下部にはプリエーゼ式水中防御隔壁が取り付けられている。
改
Lv35+改装設計図で改造可能。
基本的な容姿は以前と一緒だが、艤装が少しパワーアップ。
まずカチューシャ左側に拡声器のような形をした電探(?)がマジックアームの様に伸びている。また左砲座前部外側面には迫り出すように「OTO 152mm三連装速射砲」が1基追加。両砲座後部外側面にも迫り出すように「90mm単装高角砲」が3基づつ、計6基追加された。
ハロウィンmode
2015年10月30日の更新で、秋季限定「ハロウィンmode」と称して限定衣装がリベッチオと共に実装された。
すみません、何処のファンタジー世界の方ですか?(汗)
とんがり帽子に添えたカチューシャが帽子の装飾と見紛うほど定着しており、眼鏡をかけた理知的な顔立ちとゆるくウェーブのかかった髪型ゆえに、衣装を着せかえるだけでエラいシンクロ率を叩き出してしまった。違和感仕事しろよ(汗)。
当の本人は馴染みのないハロウィンイベントに駆り出され、戸惑っている様子。……そりゃカトリック教会の御膝元なんだから、ハロウィンそのものをスルーしているのが彼女としては普通である。
砲塔は巨大なジャック・オ・ランタンに変わり、ランタンの口から三連装砲の砲身が出ている。
性格?!やられたの?そう、まだ大丈夫ね。今度は、沈むもんかっ!
クール系武闘派メガネ。
常に落ち着き払っているが、その本質はかなりの神経質であり、常にピリピリしているツンツン気質。
特に恨み深いところがあり、小破時には相手に復讐を誓っている。また、放置時の台詞でも史実で自身を沈めた爆撃に対して、未だに恨み節を語っている。
一方で人見知りし、人と親しくなることに臆病な面もあり、金剛型戦艦のフレンドリーな態度には終止困惑を隠せなかった。
姉のリットリオにはどこかそっけなくするものの、実際はかなり敬愛しており、取り乱した際には思わず「姉さん」と叫んでしまうほど頼りにしている様子。
日本語の流暢な姉と違って日本語や日本文化に疎く、時報をちゃんと読みあげられなかったり、日本酒を白ワインと、カツカレーをリゾットと勘違いするなど、カルチャーショックを受けている。
金剛姉妹の霧島のことは、同じように四番艦(末っ子)、眼鏡つながりからか、それともその武勇伝を知っているからなのか気にしており、彼女を警戒すると共に、一度手合わせしたいなど武闘派な発言もしている。
提督への態度はツンツンそのもの。扱いもぞんざいでそっけないが、たまに秘書艦として気を利かせたり、素直にカルチャーショックの興奮を伝えるなど、その関係は決して険悪なものではなく、人見知りな彼女にしては心を開いている方だと言える。