バンダイの登録商標
亜鉛合金とABS樹脂を用いた玩具の登録商標。亜鉛合金でできた部位は鋳物としては細かい部位が多いため、加圧鋳造(ダイカスト)によって鋳造される。プラスチック製の玩具に比べて重いため、重厚感のある玩具ができる。
なお名前の由来は、第1弾商品である「マジンガーZ」の装甲材質・超合金Zから。
基本的にはアニメ・ロボットが商品化されるが、近年では初音ミク・アイギス・ホイホイさん・レイキャシールなど他社製品の「後追い」的な美少女モノ(確かにメカには違いないが)もラインナップされている。
近年ではセイバーやギルガメッシュなどもラインナップされており、節操の無さに拍車がかかっている。
そして、極めつけとも言えるのは太陽の塔。ただの超合金化ではなく、ロボにまで変形すると言う別の意味でも公式が病気のギミックが組み込まれている。
太陽の塔も衝撃的だが、それ以上に驚いたのはサンリオのハローキティとマイメロディ(こちらは2016年発売予定)が超合金になる事だろう。本来のターゲットを考えると、どうしてこうなった的な物を思わせるが…。
余談
因みにアメリカでもショーグン・ウォリアーズというタイトルで商品化されており、マーベルコミックスから漫画化もされている。漫画版の内容は惑星ロボダンガードA、勇者ライディーン、超電磁ロボコン・バトラーVが共演するというもの(一応本家とは無関係)また、『GODAIKIN』名義での製品もある。
代表的な商品
・・・など
超耐熱合金の略
ガスタービンエンジンのタービンブレードなど高い耐熱性の必要な部位に用いられる合金のことを指す。鉄基の合金やコバルト基の合金、ニッケル基の合金が代表的。また、耐熱性のほかに耐蝕性、耐酸化性、耐クリープ(※)性が求められることもある。
ちなみに、超硬合金(超硬。主に切削工具、特に産業機械用工具に使われる)とは異なる。
※・・・応力(※2)が生じ続けると徐々に塑性変形(※3)していく現象。金属では大抵高温下で現れる。
※2・・何らかの要因で外力が加わると変形すまいと外力に対抗して材料内部に生ずる力。
※3・・外力を取り去っても元に戻らない変形。
架空の合金
主にスーパーロボットの装甲材に使われる金属。
中でも前述のマジンガーZの超合金Zはまさに超合金の代表ともいえる存在だが、他にもゲッターロボのゲッター合金なども有名。
ちなみにガンダムの装甲材である「ルナ・チナニウム合金」も現実には存在しない架空の合金であり、作中序盤には極めて高い装甲強度を誇ったことから、一種の超合金とみなすこともできる。
発祥たるマジンガーでは、人が乗る以上20メートル級の巨体になる巨大ロボの材質とエネルギーは未知の物で有る方が読者を納得させやすいと考案されたもので、それ程深い設定が有ったわけではないが、ゲッターロボでは無理のある変形機構を納得させる為に使われるなど初期のロボット作品では重要な要素として扱われていたが、未知のエネルギーが後のロボット作品では重要な要素と化していくのに比べ、軍事知識がこの筋の人たちの間に広く浸透した結果、複合装甲の存在と有用性が広く知れ渡ってしまい、変形機構を玩具会社が考案するなどの時代の流れに伴い最近トンと見なくなってしまった。さびしいものである。
大砲の砲弾を跳ね返してしまったり、安定した元素なのに核分裂したり、地球上で知られている全ての物質が耐えられない高熱(大抵「数万℃以上」と設定されていることが多い)に耐えたりと列挙すれば限りがないほど多種にわたる凄い合金。ただ、そんな合金をどうやって加工するのか謎であるが、新発見の元素を精錬しただけだったり、ただの鉄に未知の宇宙線を照射しただけで合金って呼んじゃったりするぐらいだから、おそらくツッこんではいけないのであろう・・・。
ちなみにこの手の話の得意な偽学者柳田理科雄氏の考察によると、そもそも物質には元素の結びつきの構造などから割り出される強度と、実際の強度に大きな隔たりがあることが材料工学の世界では知られており、原因もわかっているのだが、これを解消して理論上の強度をそのまま現実の強度として引き出せば、とりあえず「大砲の砲弾を跳ね返す」くらいのことは簡単に出来るようになる。(氏が例に挙げた金属の理論上の強度は実際の強度の240倍)
関連タグ
S.I.C(スーパー・イマジネイティブ・チョウゴウキン)