とうらぶマナー
とうらぶまなー
ジャンル全体のマナーについて言及していますので、界隈の独自ルールと対立する項目に関しては多数派に合わせるような形になっています。それでは問題があると思われる界隈の方はコメント欄での議論に参加したのち、編集への協力をお願いします。
またこうしたマナーページが作成された経緯に関してはとうらぶヘイト創作問題を、ヘイト創作タグを誤用していた「オリキャラ主体の小説群」に関しての棲み分けタグの定義等についての議論は審神者乱舞をご参照ください。
はじめに
pixivで作品を投稿・閲覧するにあたり、次のようなことが前提にあることを注意しよう。
- pixivは、さまざまな年齢や嗜好の大勢の人々が使用する公開SNSである。
- 会員登録をしなくても、外部からの検索でも創作物は閲覧することができる。
詳しくは以下の『pixivと二次創作について』を参照
- 刀剣乱舞とその二次創作について
刀剣男士は実在する刀剣が元とはいえ、あくまでも『刀剣乱舞』というゲームのキャラクターである。実在の刀剣、刀匠、実在人物(歴史上の偉人など)およびその子孫、それらに関わる地域およびその催事、刀剣を保有・展示している博物館・美術館・神社仏閣・財団などの関連施設や関係者の方々などには十分に配慮する必要がある。
特に刀剣乱舞二次創作は実在の刀剣およびそれにまつわる用語を使っている分、見る人によっては不快なものとして受け取られる可能性がある。ゲームおよびそのキャラクター、二次創作の話だと言っても、刀剣の批判、実在人物の批判あるいは中傷、それらにまつわる歴史認識および批判などを公の場(前述の公共施設・公共機関・twitterなどの公開SNS)で語る事は軽率・不謹慎だととられる場合があるので十分に気を付けよう。
- ニトロプラスと刀剣二次創作について
刀剣乱舞ではニトロプラスガイドラインに違反しない範囲で二次創作が許容されている。しかし「ガイドラインでダメと言われていないと思うから何をしても大丈夫」という事ではないので気を付けよう。過去には過激な性描写を含む同人グッズについて問い合わせた作者が許可できないと回答されたケースがある。
また、いくら二次創作が許容されているからといって「自分の・誰かの二次創作は大丈夫か」といった問い合わせは控えよう。ニトロプラスは二次創作を許容はしているが二次創作の個別の判断に関する問い合わせは遠慮するようにお知らせもしている。(刀剣乱舞専用窓口より)もしニトロプラス側で「作品のイメージを損なう」と判断された場合、その時点で自分だけでなく同じ界隈の人間は作品を公開することも閲覧することもできなくなってしまう。
- ゲームユーザーと二次創作作者・読者の年齢について
現在刀剣乱舞は18歳未満はプレイができない仕様だ。しかしコミック・ミュージカルなど広く展開されており、未成年のゲーム未プレイ者でもコミック・ミュージカル準拠の作品を気軽に投稿・閲覧できる。またpixivの二次創作群等からも情報を得た三次創作を投稿する作者もいる。刀剣乱舞の二次創作・三次創作の投稿者=成人・プレイヤーというわけではない事も頭に留めておこう。
- pixivと二次創作について
pixivは一次創作や二次創作が数多く投稿されている公開SNSである。年齢層も様々な人々が存在しており、また会員登録をしなくても創作物は閲覧することができる。そのため作者・読者ともにマナーを守ることが前提だ。詳しくは→pixivマナー・ネチケット
その中でも二次創作は法律、主に著作権的な部分で常に黒に近いグレーな存在であり、あくまでも非公式な遊びだ。さらには同人を何も知らない一般人からは理解もされにくい特殊嗜好でもある。
同人や二次創作について詳しくない場合には文中リンク・以下のサイトなどを参照したり、ネット等で調べたりしてあらかじめ同人について知っておくことが望ましい。
以上の事を念頭に置き、常に原作に敬意と配慮をもって各々で安全に創作・交流しましょう。
全体マナー
同人ルールとして基本的な部分の再確認でもあるので、ここに記載してあるような項目は暗黙の了解として覚えておくようにしよう。
刀剣男士同士の恋愛ものについてのマナーは→「刀剣乱腐」ユーザー向けマナー
刀剣男士と審神者の恋愛ものや審神者・創作刀剣男士/女子・政府職員などが作者独自の設定を盛り込んだキャラがメインに登場する作品についてのマナーは→「刀剣乱夢」「創剣乱舞」ユーザー向けマナー
刀剣男士のほのぼの・ギャグなど審神者やオリキャラが登場せず恋愛要素や独自要素が少なく人を選ぶ要素が少ない作品に関しては以下の全体マナー参照のこと
投稿者のマナー
- 投稿前にジャンル内での一般的なタグ付などを調べる
- 作品にはキャプションや一ページ目に簡単な説明を添える
- R-18/R-18G指定に関しては自分が気になるかどうかではなくガイドラインを参照した上でつける
- 自分の萌えは他人の萎えであることを自覚し、成分表示につとめる
上記を踏まえた上で、作品を投稿する際には以下のどれに当てはまる作品かを考えて棲み分けタグを選んで投稿することが望ましい。
棲み分けタグ
刀剣乱舞二次創作界隈においては、原作タグ+傾向タグでの棲み分けよりも独自タグの使用がメジャーである。そのため、独自タグ(+傾向タグ)での棲み分けが望ましい。
また独自タグで住み分ける場合、刀剣乱舞タグとの併用は不可。原作タグをつけてしまっては独自タグを使用する意味がない上、今は独自タグのみでの棲み分けが多い関係上マイナス検索用に原作タグをつける意味もない。
どうしても気になる場合にはキャプションに「剣乱」でのマイナス検索を推奨する旨などを記載しておくと親切。
- 【刀剣乱舞】初心者がよく使用・検索するタグ。そのため、原作から離れた要素の少ないものや刀剣男士中心といった、誰が見ても大丈夫な作品を投稿する際に使用すること。悩んだ場合には「この作品を小学生やその親に見せた際にどんな反応をされるか」を考えよう。見せられないと思った作品では棲み分けタグの使用を推奨する。※1
- 【刀剣乱腐】刀剣乱舞二次創作の中で、腐向け作品につけられるタグ。男性同士の恋愛描写がある、もしくは恋愛に至るとにおわせる描写がある作品で使用される。元が男性のキャラを女体化した場合でも分類は腐向けなので注意。
- 【刀剣乱夢】刀剣乱舞二次創作の中で、夢小説及び夢漫画・夢絵などに使用されるタグ。女審神者や男審神者、創作刀剣男士・創作刀剣女士など原作で容姿・セリフ・名前決められていないキャラクターが主人公の作品はこちらか創剣乱舞に分類される。※2
- 【創剣乱舞】刀剣乱舞二次創作の中で、オリキャラを主人公にした作品で使用するタグ。女審神者や男審神者、創作刀剣男士・創作刀剣女士など原作で容姿・セリフ・名前決められていないキャラクターが主人公の作品はこちらか刀剣乱夢に分類される。※2
※1 よく「男女の恋愛だから誰に見せても大丈夫」という理由で原作タグで投稿するユーザーがいるが、それは誤りである。「自分の二次創作でキャラクターに勝手に恋愛させているため」に作品にはそれに応じたタグもしくは注意書きが求められている。(刀剣乱舞では男士と審神者の恋愛、男士同士の恋愛も描かれていない/2015年11月21日時点)
※2 刀剣乱夢と創剣乱舞の使い分けに関しては曖昧であるため、よくわからないから両方つけるなどの使い方も問題ない。原作タグさえ併用しなければあとは比較的自由にしてよい。
傾向タグ
- 【腐向け】男性同士の恋愛描写などがあることを示す傾向タグ。刀剣乱腐タグには既にこの意味合いが含まれているがこれもつけておくのが理想的とされている。刀剣乱夢や創剣乱舞で作品の主題ではないが要素として腐向けが含まれるという場合にはつけておくと苦情が来にくくなる。
- 【とうらぶちゃんねる】2ch風小説であることを示す傾向タグ。いわゆるちゃんねる形式と呼ばれる作品は以前よりこれは小説だ・小説ではないなど議論されてきており、かなり好みが分かれるため、注意書きの一種としてちゃんねる系作品にはこのタグをつけておくほうがよい。またusersタグもとうらぶちゃんねる●●usersタグがあるのでそちらを使用すること。
- 【審神者乱舞】刀剣乱夢・創剣乱舞界隈において流行している元ブラック本丸の引き継ぎ審神者ものや本丸乗っ取りものに使用されるタグ。タグの詳しい定義等に関しては説明ページを参照。この傾向の作品は好き嫌いがわかれるため、つけておくと苦情が来にくくなる。またキャプションでは作品の判別が難しいため、読者が探しやすくなるという利点もあるため積極的に使用することが望ましい。
- 【とうらぶホラー】刀剣乱舞二次創作の中で、ホラー系の作品に使用されるタグ。これがついている作品はホラー展開が含まれるので、苦手なユーザーは閲覧注意。|
- 【とうらぶミステリー】刀剣乱舞二次創作の中で、ミステリー系の作品に使用されるタグ。謎解き要素などが含まれるため、キャプションでは結末が明示されないことが多い。そのため苦手要素がある場合などは閲覧を気を付ける必要がある。
読者のマナー
- キャプションや一ページ目の説明をきちんと読む
- イラスト・漫画・小説は合わないと思ったらブラウザバックする
(投稿者がタグ付等を間違えている場合は指摘するのもあり)
- 感想はタグではなくコメント欄を使用する
基本的には上記を踏まえた上で、常識的な振る舞いをすれば問題はない。
刀剣乱夢・創剣乱舞ユーザー向けマナー
投稿者のマナー
棲み分けと共存について
審神者やその他のオリジナルキャラクターを中心とした創作物はすべて特殊嗜好に当たる。
刀剣乱舞でセリフ(やボイス)が存在するのは刀剣男士、こんのすけのみである。通常、二次創作では原作キャラクターを中心にしたものがほとんどであり、原作に存在しないキャラクターや審神者のように役職名のみで外見設定の存在しないキャラクターをメインに据えたものは特殊嗜好という扱いになる。これは刀剣乱舞以外のすべてのジャンルでそのようになっている。
どれだけランキング入りしていても、投稿数が多くても、原作にない要素を付け加えた作品はすべてが特殊嗜好であるということをまずは認識しよう。
そして特殊嗜好であるということは、必ずそれが苦手な人が存在する。
苦手な人が見ないですむように、また読みたい人が探しやすくなるためにするのが棲み分けである。今後どのジャンルで創作するとしても、このことを忘れてしまうと同じ問題が発生する。
腐向けも夢小説も男女カップリングもすべてが特殊嗜好である。隠れろというのではなく、カテゴリ分けをする必要がある。
棲み分けはしたくないということであれば、自分でサイトを作って作品を公開するか、最初からマイピク限定公開にしよう。
作品傾向別の推奨タグ、説明書きについては以下のリンク先を参照のこと。
タグ・コメント欄について
小説作品の場合タグは開く前から見えてしまうものなので、原作キャラファンのためにも刀剣男士への暴言タグや過度の悪ノリタグはたしなめる気遣いが必要となる。
またコメント欄で刀剣男士を貶めるような発言は原作ファンから見て気分のよいものではない。Pixivは原作ファンも多く見る場所であることをわきまえ、投稿者はそれらを発見した場合、刀剣男士を貶めるような発言はメッセージ等でやりとりするように促すことが望ましい。自由な交流とはいえ、公共の場でキャラクターを悪しざまに罵れば作品どころか投稿者自身が憎まれることになってしまう。
ひいては審神者乱舞系作品すべてが憎まれることにもなりかねない。そういったことにならないよう、投稿者は公共の場であることを意識し、タグやコメント欄についてもきちんと管理すべきである。
読者のマナー
投稿者に負担をかけないためのマナーなので、以下は守ることが望ましい。
タグ・注意書きの誤用・不足について気付いた場合
メッセージやコメント欄で連絡を入れる。投稿者が二次創作初心者でまだマナーを知らなかっただけの場合もあるので過剰な注意書き要求・ケンカ腰、高圧的な文章にならないように注意しよう。注意書き・タグ・さらに誤字に関しては、一般的に必要とされる範囲のものであれば基本的には失礼にあたらない。
特殊嗜好に関するタグ、作品傾向に関するタグなど、特に死ネタ・メリバ・バッドエンドなどは作者によっては嫌がられることもあるので「注意書きをした方が同じ嗜好の方が見つけやすい事、困った読者に絡まれないで済む事などの利点があると思います」「あいまいにぼかしてにおわせるだけでもお願いしたく思います」などやんわりとした表現を心がけよう
文面を考えるのが難しいユーザー向けに無礼にならない文章のテンプレートを作成した。
基本的には挨拶・(感想)・指摘・〆の挨拶の順番で書けばよい。
=========テンプレートここから=========
(投稿者名)様
はじめまして。(あなたの名前)と申します。
書きたければ作品の感想を書く
(投稿者名)様の作品を拝読しましたが、こちらの作品の(具体的な部分)は(特殊嗜好名)に当たるのではないでしょうか?
もしそうでしたら、(特殊嗜好名)は好みの分かれる嗜好なので、タグまたは注意書きをされた方がよいかと思います。
突然のご連絡失礼いたしました。今後も(投稿者名)様の作品を楽しみにしております。
=========テンプレートここまで=========
通報について
- 作品の閲覧制限等が不適切な場合、プロフィール下部にある通報フォームではなく、作品下部にあるリンクから作品単位での通報をすることが望ましい。不適切な投稿の判断はpixiv利用規約に基づいて行うこと。
- コメント欄で明確な誹謗中傷・暴言をしている訳ではないが、作者に迷惑をかけているように見えるユーザーの場合、本当に迷惑かどうかは作者にしかわからない。よって読者が勝手に通報で相手のアカウントを停止させることは作者にとっても迷惑な荒らし行為になりかねない。そのため、作者が困っているように見えた場合、まずはブロック機能について作者にメッセージで伝えることが望ましい。
通報は「なんか気に入らない」と軽々しく行うと逆に通報者がアカウント停止処分になる場合もあるので使用の際にはくれぐれも注意すること。以前、とあるタグの作品を片端から通報していたユーザーが逆にアカウント停止処分になったという例もある。過度な通報は荒らし行為とみなされる。よって安易な通報は行わないことが求められる。
通報はあくまで最終手段である。SNSは他者とコミュニケーションを取ることを前提としているため、必ずしも自分にとって望ましい意見が来るとは限らないことをまず理解しよう。
刀剣乱腐ユーザー向けマナー
投稿者向けマナー
タグについて
- 作品には棲み分けタグ(「[刀剣乱腐]」もしくは「[刀剣乱腐]」+「腐向け」)を使用する ※1
- キャラ名タグに関しては諸説あるため作者の意思に任せる ※2
- カップリングタグを肉体関係を基準に使用する ※3
- モブレや死ネタなど好き嫌いの分かれる特殊嗜好を扱う場合、それもタグとして入れておいたほうが苦情が来にくい
※1 現状、刀剣乱舞の二次創作においては棲み分けタグのみをつける方式が主流になっている。そのため「刀剣乱腐」で棲み分けする方がより一般的な住み分けと言える。「刀剣乱舞+腐向け」も間違いではないが少数派である。
※2 キャラ名タグをつける場合、作品が男性同士の恋愛関係を扱った作品だということが分かるようにしてあるほうが望ましい
※3 精神的には逆カップリング、という場合には「強気受」や「受けが積極的」などの表記を用いたり、「攻めがヘタレ」などのように性格面を具体的に記載すること。作中に肉体関係が含まれない場合には作者の中ではどっちだと思うかで決めてよい。
注意書きについて
- 作品には簡単な作品傾向の説明をつける
- 人を選ぶ特殊嗜好に当たるような作品には注意書きをする
- 捏造要素がある場合には簡単にでよいので記載する
- 派生作品などを元にしている場合には●●を元にしていますと記載をする
過剰に注意書きをする必要はないが、死ネタやモブレ、複数プレイ、その他特殊嗜好に該当すると思われるものに関しては記載しておいたほうが親切。
結末までのネタバレをしたくないという場合でも「何でも許せる人向け」では読者も判断できないため「幸せにはなりません」のようにぼかすなどして読者が推測できるような記載にしておいたほうが苦情が来にくい。
また派生作品を元にしている場合、原作とは設定が違う場合も多々あるため何を元にしているか記載してあるとトラブルになりにくい。
パクリについて
- トレス可能な素材や自分で撮影した写真以外をトレスしてはいけない
- 他人の文章をコピー&ペーストしてはいけない
- アイディアには著作権はないので似ているだけで安易にパクリと言わない
- 歌詞の引用はJASRACの許諾が必要であるため、極力引用しないもしくはする場合には許諾を取る(著作権使用料は数千円程度)
昨今、同人界隈ではパクリについて大変敏感になっている。
――が、そのぶん言いがかりも多い。
似ているだけでパクリだと言い張ったり、ネタ被りをパクリだと言い張ったりなどなど……。
特に最近ではTwitter等があるおかげで「誰それさんが言っていたネタと同じネタを書いていた」というだけでもパクリ呼ばわりされることもある。
全員が全員、常にタイムラインを監視しているわけではないし、Twitterで言っていたネタというのが誰でも思いつくようなありがちネタということもある。それにアイディアには著作権はないため、いくらパクリだと感じたとしても指摘した方が不当だと見なされるケースもあるので注意が必要である。
具体的には「明らかなトレス」や「横に置いて見て描いたと思われるもの」、「文章のコピー&ペースト」以外は安易にパク認定してはならない、ということだ。
著作権侵害は親告罪であるため、そもそも作者以外には訴える権利もない。
問題がある素材をトレスしているなどはまず一度作者に「これは××というサイトからのトレスではないのか?」ということを尋ねた上で、トレスしていいものと悪いものがあるということを伝えよう。伝えて抵抗されるようであれば画像の権利元に通報すればよい。後は向こうが判断する。
小説⇔漫画などの場合にはパクリは判定しにくいが、医者兼官能小説家・檜原まり子氏の商業作品が同人誌において盗作された騒動が参考になるだろう。下記は檜原まり子氏本人によるブログ記事である。
(この盗作問題に関しては2015/10/13に檜原まり子氏本人により終結が宣言されている)
盗作問題というのは上記ブログ記事を見ても分かる通り、訴える側にも大変な手間のかかる作業である。
そのためこうした問題において、「第三者が集団であることによりオーバーキルが生じる場合がある」ということ、「被害者にとって逆に負担になってしまう場合がある」ということは常に念頭に置いておく必要がある。
被害者にも生活があり、自分の考えがある。
内々に話をつけたい人間もいれば、面倒くさいので無視したいという人間もいるだろう。
第三者は被害者のそうした判断に対して文句を言う権利はない。
被害者は第三者の不満を解消するための装置ではないし、盗作問題にどれだけの手間がかかるのかというのは上記ブログを見ての通りだ。(終結までに約2年かかっている)
全員が全員そうした手間のかかることを行えるわけではない、ということを承知した上で、第三者でもできる手伝い(素材サイトへの通報や証拠保全、盗作者への直接の注意)をやるのが望ましいだろう。
読者向けマナー
よく言われる同人ルールと大差ないと考えてよい。
マイナスの意見を抱いた場合には作者の目につくところでは口にしないようにしよう。
特に大勢でよってたかってというのはいじめのように受け取られることもあるので注意が必要となる。
作品に適切なタグがつけてあり、適切な注意書きがしてある場合は文句を言うほうがおかしい。嫌なら読まなければよい。
もしくは、どうしてもここを改善して欲しいということがある場合には直接伝えるのも一つの手段。特に注意書きやタグに関してなら、一般的に必要とされる範囲のものであれば作者から逆に感謝されることもある。タグが不足しているだけであるなら、勝手につけてしまってもよいが、メッセージなどで連絡すると親切。
(例:特殊嗜好に関するタグ、作品傾向に関するタグなど。死ネタ・メリバ・バッドエンドなどは作者によっては嫌がることもあるので「注意書きをした方が繊細ヤクザ的な読者に絡まれないで済む」などやんわりとした表現を心がけたほうが嫌がられにくい)
読者として、「サークルの人間として実行可能な範囲であるのか」「作者への要求として正当か」は常に考えなければならない。
同人活動は趣味であり、嫌になればサークルはどこかへ行ってしまう。
特に作品の内容そのものに関してのマイナス意見や、更新頻度に関してなどの発言は嫌われやすいので注意が必要である。
自分の言動に自信がない場合、ブックマークや評価などで陰ながら応援したり、作品を友人に勧める等して直接接触しないで応援するという方法もある。