概要
『仮面ライダーディケイド』第2話と第3話の舞台となった世界。
警察と仮面ライダークウガ/小野寺ユウスケが協力して未確認生命体・グロンギと戦っている世界である。
物語的にはごく初期の段階であると思われ、ディケイドが「未確認生命体10号」として扱われている。
原典との相違
まず、本作のグロンギは階級による隔たりが存在せず、ズ集団・メ集団・ゴ集団の全てが協力して王を復活させるためのゲゲルを行っている。それ以外は基本的に本編と変わらないが、警視庁の未確認対策本部の主任は八代藍刑事である。
また、グロンギの王はン・ダグバ・ゼバではなく、原作で出る予定ながらお蔵入りになったン・ガミオ・ゼダである。第3話では「グロンギは人間に非常に近い存在である」という原作の設定が拾われている。
小説版ディケイドにおけるクウガの世界
詳細は『仮面ライダークウガ』とほぼ同じだがクウガが警察から追われており、原作のかなり初期をモデルにしているようだ(しかし登場するグロンギのゲゲルは原作におけるガルメ以降の凝ったゲゲルである)。
また、マイティフォームが奪った剣を振り回しているシーンがある。
余談
ディケイドが主人公を務めるアクションゲーム『グレイトバトルフルブラスト』では、ライダールートの最初のステージ「大ショッカー来襲」がクウガの世界に酷似した背景デザインになっている。
関連項目
夏海の世界 → クウガの世界 → キバの世界