Fate/hollowataraxia

ふぇいとほろうあたらくしあ

TYPE-MOON制作のビジュアルノベルにして、前作『stay night』の続編でファンディスク。正式には『Fate/hollow ataraxia』と書く。

今一度、運命の扉が開く。それは約束の四日間。

概要

2005年10月28日に発売された『Fate/stay night』のファンディスク。

stay nightには結末の異なる3つのルートが存在しているが、いずれとも直接は繋がっていない。

『stay night』と違って、長年レイティングが18禁のPC版のみだったため、プレイする敷居が高かいのが難点だったが、近年になってようやく移植・メディアミックスが行われるようになった。

PS Vita移植版(一般版)が2014年11月27日に発売。

フルボイス化に加え、本編のVita版同様ufotableによるアニメーションパートが付いている。

また、限定版にはお馴染み型月系マテリアル本の『花札マテリアル』と『カプセルマテリアル』が同梱。

『月刊少年エース』2013年7月号より連載。作画は雌鳥で、vita版のミニゲーム『カプセルさーばんと』にもマスターのキャラデザインとして協力していた。

だが、作画担当作家の休載が続き、打ち切りとなってしまった。しかし、2016年3月号より連載再開する。単行本は今のところ1巻。

聖杯戦争が終結してから半年後。

朝、目覚めた士郎の目の前には消えたはずのセイバーがいた。

いるはずのないマスターとサーヴァント。そして誰も気付かぬまま、延々と繰り返される四日間。

何がおかしいのかも分からないまま、その「違和感」に気付いた士郎は事の解決に街を歩く。

穏やかでハチャメチャな日常の裏で、もうひとつの聖杯戦争の幕が開かれる。

――さぁ、聖杯戦争を続けよう。

作中では3つのルートに加え、「冬木市で起こりうる全ての可能性」が再現されている。

だが、表面的に多少は整合性を持たせるために「初期設定」が存在。設定は以下の通り。

バゼット•フラガ•マクレミッツ(CV：生天目仁美)	アヴェンジャー(CV：寺島拓篤)

協会の執行者。夜の聖杯戦争の主人公。	復讐者のサーヴァント。本来は存在しないクラスだが･･･
カレン・オルテンシア(CV：小清水亜美)	子ギル(CV:遠藤綾)

敵か? 味方か? 謎の美少女	ギルガメッシュが若返りの薬を飲み、幼年体へ変身した姿。
ステンノ(CV：浅川悠)	エウリュアレ(CV：浅川悠)

メドゥーサの上姉様。口調が丁寧。	メドゥーサの下姉様。少々ツンデレ。

夜の聖杯戦争で、セイバーのマスターを務める。画像はイメージの様なもので、実際とは異なる。

セイバー	ライダー

剣士のサーヴァント。衛宮家の居候その1。	騎乗兵のサーヴァント。衛宮家の居候その2。
ランサー	アーチャー

槍兵のサーヴァント。釣り・バイト・ナンパと色々楽しんでいる。	弓兵のサーヴァント。夜にある場所で待ち構えている。
キャスター	アサシン

魔術師のサーヴァントかつアサシンのマスター。新妻ライフを満喫中	暗殺者のサーヴァント。動けないので、いつも門番。
バーサーカー	ギルガメッシュ

狂戦士のサーヴァント。アインツベルンの森の入り口で厚い胸板として君臨する。	聖杯戦争の裏で暗躍していた前回のアーチャー。子ギルが主だが、こちらも少し登場。