「英雄の心を学び…心の目を開くのだ…」
演:西村和彦
概要
主人公である天空寺タケルの父親。大天空寺の元住職でありゴーストハンターであった。
かつて大天空寺の地下にあるモノリスや>ゴーストアイコンを研究していたらしく、眼魔に命を奪われて既に故人となっていた。彼の死は謎に包まれているが、その熱い思いや教えは未だにタケルの中に生きていてタケルがゴーストハンターを目指す礎となる。
また、彼がタケルに託した『宮本武蔵の刀の鍔』は第1話終盤でムサシゴーストアイコンへと変化し、ゴーストに新たな力を与えた。
第4話のゲストキャラクターである、千石コーポレーション社長の羽柴信良によると、生前から英雄に縁のある物品に興味を示していた様子。
第7話にて、かつて謎の男こと西園寺主税と共に眼魔の研究をしていた事が示唆されている。
第8話ではモノリスを使って人間が眼魔世界へ渡れるかどうかの実験を行っていたことが西園寺の口から語られた。西園寺は反対したので龍が諦めたと思っていたらしいが、この件は西園寺が一方的に語っているだけな事に加え、後々判明した西園寺の本性を考えると龍の真意は真逆である可能性が高い。
西園寺や五十嵐博士(第9話のゲストキャラクターで物理学の権威)らと共にモノリスの研究を行っており、3人のリーダーであったことが第9話にて西園寺の口から語られた。
研究によって得られるであろう結果をタケルやマコトたち「次の世代」へと繋げようとしていた。
第10話では幼少時のマコトに英雄の心を学び、心の目を開くことを説く。「英雄になりたいの?」というマコトの問いかけに「自分が出来ることをするだけだ。自分の命を未来へ繋げる」と返した。
第12話にて、タイムリミットを迎えて消滅したタケルと死後の世界と思われる世界で再会。第11話での己の選択が正しかったのか思い悩むタケルに励ましの言葉を掛けた。
そして、「15人の英雄の心を繋げる」使命と己の全ての力をタケルに託し、彼が再び現世に留まれる状態にした。更に龍の魂は「闘魂ブーストゴーストアイコン」となってタケルに新たな力を与えた。
また、同話にて仙人が彼の事を知っている事が判明した。
第13話では、上記の件について仙人が言及した。彼曰く「龍はタケルに力を与えて消えてしまった」「ゴーストアイコンを再び揃えれば龍とタケルの魂を救えるかもしれない」とのこと。また、坂本竜馬ことリョウマゴーストアイコンも龍の事を知っている模様。
『超MOVIE大戦ジェネシス』(ネタバレ注意!)
2015年12月より劇場公開された同作品では、敵の謀略によってタケルと前作の主人公が10年前の世界に迷い込んでおり、そこで2人は生前の龍に出会っている。ここでは同作品で判明した彼に関係する事柄を記す。
※ただ、この作品は『仮面ライダーゴースト』本編とは様々な齟齬が見られ、この作品での設定がテレビ本編にも適応されるかは不明。
※同作品は2016年5月11日(水)に映像ソフト化されるので、ネタバレがお嫌いな方はそれまで待機される事をお勧めします。
①彼の命日は作中世界での2005年12月20日(火)。
②"仮面ライダー"と呼ばれる存在を知っている。
③非常に高い戦闘能力の持ち主、と言うよりもはや超人の域。
※ゴーストとドライブとの戦闘で弱っていたとは言えラファエロ眼魔を鉞1つで撃破。
※鉞1つで多数の眼魔コマンド相手に余裕で無双。
※10年後の世界でも展開する準備をしていたとは言え、2015年の世界と2005年の世界を繋ぐワームホールを独力で展開(しかもこの時致命傷を負っていた)。
その他
演じる西村和彦はかつてスーパー戦隊シリーズ第12作である『超獣戦隊ライブマン』で大原丈/イエローライオン役を演じていた。
『超MOVIE大戦ジェネシス』のパンフレットによれば、ライブマンとほぼ同時期に放送されていた『仮面ライダーBLACK』の南光太郎/仮面ライダーBLACK役のオーディションを受けていた経験があり、「仮面ライダーはある意味原点」と語っている。
その後、上記のオーディションで審査員を担当していた堀長文(東映のプロデューサー)の目に止まり「一人面白い奴がいる」と注目され、ライブマンの前作に当たる『光戦隊マスクマン』のゲスト出演を経て、ライブマンで起用されたというエピソードがある。
また、同パンフで近年のヒーロー作品である『侍戦隊シンケンジャー』や『仮面ライダーW』、『特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャー』等も絶賛しており、二世代に渡り受け継がれていくヒーロー作品に対し、熱き思いを語っていた。
関連タグ
闘魂ブースト魂、トウサン魂:いずれも眼魂誕生に関わっている。