もしかして
→亀井静香
余談だが2014年2月に放送のアニメ版本編内で「しずかちゃん」を道具を使って呼んだ際、本家源静香や某イナバウアーに紛れて、亀井のしずかちゃんが登場している。
概要
本名は源静香。
通称「しずかちゃん(原作では、しずちゃん)」。
のび太が憧れるクラスメイト。5月生まれ。両親と三人暮らし。
成績優秀で誰にでも優しい穏やかな性格。両親の躾けの賜物なのか、言葉遣いも今時な小学生とは思えぬ女性言葉を使い、「ユニセックス言葉」は全然使わない。この女性言葉を俗にしずかちゃん言葉ともいわれている。
しかし怒らせた時には、のび太の事を「あんた!」呼ばわりもする。
運動神経はのび太より上であり、相撲でのび太を秒殺したり、3年生~6年生が参加した校内マラソン大会で女子3位になった事もある。
結構お転婆な一面もあり、のび太とひみつ道具で精神を入れ替えた際には草野球で場外ホームランをかっ飛ばしていた。
喧嘩や暴力は大嫌いだが、のび太が余計な発言をした際や、人間製造機と言うひみつ道具の回では「二人で作らない?赤ちゃん」と発言した時や、ドラえもんと二人で盗撮写真を除いて「どれもこれもまずいなあ」「じつにまずい、もっとだせ」などとほざいていた時にはボッコボコにしている。
同じクラスで天才肌の出木杉英才とは仲が良く、のび太は彼をライバル視している。
ドラえもんがのび太の元に現れたおかげで、未来ではのび太の妻になっている。
嗜好
シャワー、お風呂が好きで、1日に2、3回は確実に入っていると思われる。
初期は入浴中にのび太が乱入してしまったり、入浴を覗いた場合「のび太さんのエッチ!」の罵声と共に洗面器のお湯を浴びせたり風呂桶を投げつけたりして追い出すのが定番だった。30巻あたりになるとどこでもドアで「どこでもいいから早く!」と言って開けたらしずかちゃんのお風呂に直行したり、「風呂ばっか入りやがって!」と逆ギレされたというシーンすらあった。
余談だが、作中初めてしずかちゃんの入浴を覗いたのはのび太ではなくジャイアンである。
ちなみに、劇場版ドラえもん「のび太の宇宙小戦争」では、少量のホットミルクを浴槽に入れ、スモールライトで自身を小さくする事により、長い間の夢だった牛乳100%の牛乳風呂に入っている。
好物は焼き芋だが内緒にしている(あるエピソードでは彼女の誕生日にドラえもんとのび太がプレゼントとしてみんなの前で渡したことがあったが、見事に怒られてしまった。というのも、彼女は焼き芋は一人の時や家族といるときぐらいしか食べないからである)。2番目に好きなのはチーズケーキで3番目はお寿司。
大長編でドラえもんが料理を作る際にはよくパンケーキを注文している。
女の子らしく料理や裁縫などもそつなくこなす(アニメでは稀に正反対の描写もあった)。ホットケーキなどよく焼いているようで、のび太たちにふるまうことも多い。
ぬいぐるみを集めているらしい。
習い事
しずかのママの方針でピアノのレッスンに通っているらしいが、本人はバイオリンの方が好きなようである。だが、そのバイオリンの腕前は聴くに堪えないレベルで怪音が流れ出る(漫画版「のび太と竜の騎士」のひとコマでは「ギコーバキー」という書き文字が)。のび太いわく「ジャイアンの歌といい勝負」らしい。また、バイオリンのレッスンに通っている描写もいくつかあったが、教室をしずかのママに辞めさせられたか、前述の腕前のせいでクビになった可能性がある。ちなみに人生には同類がいる。
備考
作中で頻繁に入浴シーンがあることから、現実世界で規制案が出るたび名前が登場する…が、規制された話は聞いたことが無い。
また、連載初期の頃のしずかちゃんは、のび太を「あんた」呼ばわりしてジャイアンやスネ夫と一緒になってバカにしたりするなどの描写が顕著であったことは、今の若い世代の読者や新ドラ世代の子どもたちには想像も付かないだろう。その頃はジャイアンをのび太やスネ夫と同じく呼び捨てにしているが、話が進むにつれ「ジャイアン」→「ジャイアン君」→「たけしさん」と変化している。
歴代担当声優一覧
日本テレビ版
テレビ朝日版第1期
佐久間レイ(2000年映画での幼少期)